武井咲出演のハズキルーペCMが話題 「ホステスが連続ヒップアタック」はセクハラではないのか?
#CM #武井咲
高齢化が進む現代社会で需要が高まっているのが拡大鏡だ。視力が落ちてくる高齢者には、小さな文字などを見やすくするための拡大鏡のが必需品となるのだ。そんなニーズに応えるべく、いまメディアで積極的に宣伝を行っているのが「ハズキルーペ」。しかし、そのテレビCMが少々物議を醸している。
フジテレビ系『2018バクー世界柔道選手権』とTBS系『2018世界バレー』のメインスポンサーとなっているハズキルーペ。中継では武井咲、小泉孝太郎、舘ひろしが出演するハズキルーペのCMが放映されているが、その内容が少々セクハラ的要素を含んでいるのだ。
ハズキルーペは耐久性に優れていることは大きなセールスポイントとなっており、その耐荷重は100kgで、誤ってハズキルーペの上に座ってしまっても壊れない。CMでは、その特徴を強くアピールしており、渡辺謙と菊川怜が出演していた以前のCMでも、菊川怜がハズキルーペの上に座っても壊れないというシーンがあった。
今回の新CMでは、武井咲が高級クラブのママとなり、小泉孝太郎と舘ひろしが客として訪れるという設定。その中で、ハズキルーペが置かれた椅子にホステスたちが続けざまに座り、それでもハズキルーペが壊れないという描写があるのだ。ホステスのヒップ周りを強調するような映像で、高級クラブに来た金持ちの客が、ホステスたちに余興をやらせているような感覚もある。
このCMに対してネットでは「どこを目指してるんや」「いろんな意味でヤバイ」「極エロかった」などの感想。中には「気持ち悪い」「悪趣味すぎて」などと嫌悪感を示す声もあった。
「今回のCMは直接的ではないにしろ、かなりセクシャルな表現であることは間違いないと思います。また、男性がお金の力を使って、ホステスたちに“ハズキルーペにヒップアタック”をやらせているようにも見えるので、その点ではセクハラ的な要素も多分に含んでいます。そういう意味では、このCM内容に対して抗議運動が起きる可能性もゼロではないでしょう」(広告代理店関係者)
セクハラ的であるということでリスキーであることには間違いない今回のCM。一体どういう意図があるのだろうか。前出の広告代理店関係者は分析する。
「単純にコミカルで話題性があるという点がひとつ。そして、拡大鏡のターゲット層がバブル景気を体験してきた世代だということで、ゴージャスさを出していきたいという狙いもあるでしょう。だからこそ、渡辺謙や舘ひろしといった大物を起用し、高級クラブでのお遊びという、いかにもバブルらしい設定となっているのではないでしょうか。今の時代は、高齢者ほどお金を持っているわけで、いかにして高齢者の購買意欲を刺激するかが重要。バブル体験から抜け出せない50代以上をターゲットとしているということで、このCMの内容は正解なのだと思います」
確かにバブル時代は、セクハラに対する意識も低かっただろうが、それが今の時代に通用するかどうかはまた別の話。メディア展開を急ぐハズキルーペが、炎上案件にならなければいいが。
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