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日刊サイゾー トップ > インタビュー  > 最恐メンタル、クロちゃんの真実
『水曜日のダウンタウン』DVD第10弾発売記念インタビュー

「文句言ってくる人は全員サイコパスだと思ってる」最恐メンタル、安田大サーカス・クロちゃんの真実

――編集でだいぶ盛られてるな、っていうところもあるんですか?

クロちゃん 盛られているというか、逃げ道作らせてくれない。「寝たら起きない王決定戦」(寝ている芸人に対してさまざまな仕掛けを行い、最もポイント数を稼いだ人が優勝)とかも、むちゃくちゃでしたからね。泥酔して帰宅した僕がベッドの下に潜って動き回っている様子に、スタジオのみなさんは“ベッドが胎動してる”ってドン引きしてましたけど、僕的にはセックスアピールになったんじゃないかと。あれだけ腰でベッドを動かせるっていうことは騎乗位がうまいって思われるんじゃないかって。だからマイナスだけじゃない。

――もうポジティブとか、そういう話じゃないですね。

クロちゃん 本気でモテるかなと思ってたんですけど、ダメでしたね。

――お話を伺っていると、そういうプラスに転化する力というか、自己肯定力にすごい支えられているというか。小さい頃は、どんなことを親御さんから言われていましたか?

クロちゃん 親の教育は、よかったと思いますね。育ちはいいって言われますから。

――ですよね。否定されながら育つと、大きくなってからも「自分ダメだ」と思っちゃうじゃないですか。クロちゃんのお話聞いてると、そこ揺るぎない自信が強くある。

クロちゃん ピンチはチャンスだと思っているから。あと、絶対元取ったろうって。大先輩の森脇健児さんが、「一番嫌なのは『普通』。『嫌い』とかのほうが意識するから好きになる可能性がある」って言ってて。なるほど、って。サイコパスの人たちも、見てるうちに、だんだん僕のこと好きになってるはずだから。

――そうじゃないと、そこまで写真とかツイートとか、細かくチェックしたりしないですよね?

クロちゃん ずっと文句言ってますからね。1個書いて、100、200の文句出てきますからね。あと最近よく言われるのは、「『いいね』の数よりリツイートの数が多いですね」って。みんな言葉で文句返したいから。

――自分のフォロワーにも、クロちゃんのツイートを見てほしいってことですね。

クロちゃん それでフォロワー同士のコミュニティできて、仲良くなったりしてるから。なんだよ、それ……とは思います。

――クロちゃんを介して、新しい仲間ができてる?

クロちゃん 「あいつ最悪だよな」って言い合って、仲良くなってる。

――もはや人というより、コンテンツですね。

クロちゃん 確かに僕のことを人だと思ってない人、いますね。それこそ『水曜日』の「勝俣(州和)さんと僕の『ファン0人説』で僕のことを『人外』だって言ってた子も、毎回イベントに来てくれるんです。便器の中に僕の顔が入ってたり、小さな仏壇開くと僕の顔があったり、体が腐ってる感じの僕の人形作ってプレゼントしてくれるんですよ。捨てにくいから、玄関に置いてるんですけど、それはそれで怖いから(笑)。ちなみにいま6体くらいあります。

――クロちゃんがアイドルを目指してたっていうのは、ファンなら皆さん知ってると思いますけど、一種アイドル的な、偶像的な、アイコンのような存在になってるってことですよね?

クロちゃん そうやってるつもりなんですけど、それに対しては罵詈雑言です。

――でも、丸々DVDがクロちゃんだけで出るとか、おまけでクロちゃんのフィギュアがついてくるとか、もうアイドルじゃないですか。

クロちゃん 普通に考えたらアイドルですよね。うれしいんですけど、それこそDVD発売っていうのを、リアルタイムで放送見て、ファンと同じタイミングで知りましたからね。「えっ出るの?」って。俺、そこも教えてもらえないんだ、って。異常ですよ。本当に。

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