トップページへ
日刊サイゾー|エンタメ・お笑い・ドラマ・社会の最新ニュース
  • facebook
  • x
  • feed
日刊サイゾー トップ > インタビュー  > 最恐メンタル、クロちゃんの真実
『水曜日のダウンタウン』DVD第10弾発売記念インタビュー

「文句言ってくる人は全員サイコパスだと思ってる」最恐メンタル、安田大サーカス・クロちゃんの真実

――すごい理論です。

クロちゃん 今のご時世、いろんなことをアップデートしなきゃいけないですよ。考え方とかも。本当に固定概念ってよくないと思うんですよね。お風呂に入りながら食べることだって、発汗作用でやせるし、温泉レポートみたいに、汗かいてほんのり赤くなってかわいく見えるじゃないですか。より自分がかわいく見えるようにやってるのに、それを「風呂場が汚れてる」とか「カビキラーしろ」とか。カビキラーだって、もう家に10本くらいある。

――それはファンの方にいただいたもの?

クロちゃん そうですね、ファンかサイコパスのどちらか。でもよくわかんないのが、サイコパス的な人たちが、いつの間にか、結局ファンになってたりするんですよ。イベントとかで「いつもTwitter見てます」「けっこう辛らつなこと書いてます」って言うから、「本当ですか?」ってアカウント名聞いてみてみたら、5本の指に入るくらい、ゲロッゲロな悪口書いてて。でも、その人、僕が2日前くらいに唇ケガしたってツイートしたら、そのイベントの日、きちっとリップクリーム持ってきてたりとか、グミとか、風呂が汚れてるからカビキラーとか。余計なお世話なんですけどね。

――ウソつきと言われることに関しては、どう思われていますか?

クロちゃん これは本当に声を大にして言いたいんですけど、ウソつきではないんです。最初に大問題になったタクシーの時も、本当に歩いて帰るつもりで「歩いて帰るしん」って書いて、途中でたまたま疲れたからタクシー乗っただけで。そもそも僕は犯罪者じゃないし、自分の行動を逐一正しく報告しなきゃいけないわけじゃないんですよ。それに、全部載せたら文章力ないと思われますよ。事実関係一つ一つ載せたら「なんだ?」「読みにく!」って。

――ただ間を端折っただけと。

クロちゃん カッコの部分を読み取って、って思いますよね。140文字の中に、パンパンに書くのが正しいわけじゃない。簡潔に書くのがよかったりもする。その中で特にいらないかなってものを端折っただけ。僕は文章力あるから伝わってると思ったんですけど、みんなイマジネーションが足りないのかな。

――ああ……SNSの炎上とか、それが一番の要因かもしれませんね。想像力の欠如。しかしその「想像して」の部分を、全部『水曜日』が放送してしまった。

クロちゃん 本当、番組の影響で“探偵”が増えたからな……。この前、「お昼にハンバーグ食べた」って載せて、そのあとにアイス食べてたんですよ。そしたら「アイス食べてますよね」「お昼ご飯のあとすぐアイス食べてるのに、それ載せないんですか?」って。えっ、誰が見てるの?? って。

――怖い……。

クロちゃん 『水曜日』がやらなくても、勝手にフォロワーとか、不特定多数の人が監視しているんですよ。

――普通の人なら、精神が崩壊しそうな環境だと思います。

クロちゃん でもね、僕思ったのは、お店とか名前出してないにもかかわらず、監視員たちの手で「行った」ことが明るみになれば、もしかしたら今度行ったときサービスしてくれるかな? ラッキーかな? って。

――すごいポジティブ。

クロちゃん 「クロちゃんのおかげでSNSで話題になったから、プリンサービスしますね」とか。プリン、カロリー高いから最初やめようと思ってたけど、仕方ないからいただきましょうか、みたいな。

――恐怖や不信感をプリンで払拭するの、すごいです。

クロちゃん 「リアルクロちゃん」は、本当に怖かったですよ。最初、うちのマネジャーからへんなアカウントがあるって聞いた時は「またアホなやつ出てきた」って思ってたんですけど、本当に自分がいた場所をツイートされるし、探してもそんなやついない。その時に「番組なのか、もし番組じゃなかったら、素人のヤバイやつに殺される」と思いましたね。

――この番組のすごいところですね。プロの犯行をする。

クロちゃん 本当ヤバイと思いますよ。しかもね、編集で面白い感じにしてて。

1234
ページ上部へ戻る

配給映画