「休刊して済む話ではない!」元「週刊現代」名物編集長が「新潮45」問題をブッタ斬り!!
#週刊誌 #元木昌彦 #週刊誌スクープ大賞
もはや聞き飽きたが、日本体操協会の塚原夫婦のお話である。文春が、朝日生命体操クラブで、塚原の意を忖度して、選手に暴力を振るっていたコーチがいたと、子どもを通わせていた母親に語らせている。
盆暮れには付け届け、おまけに、体操クラブに入ると、朝日生命の保険に加入させられる、嫌いな日体大に進学すると、世界王者の内村航平でも、練習フロアから追い出したそうである。
権力の味を知ってしまうと、人間が変わる。いい方にではなく腐っていくのだが、周りも、逆らわずに唯々諾々と付き従い、結局、彼らの王国をつくる手伝いをしてしまったのだ。落ちた犬を叩くばかりではなく、自分たちの不徳も反省すべきである。
フライデーから。紀州のドン・ファンといわれた野崎幸助さんが“殺されて”ずいぶんとなるが、犯人はまだわからないようだ。フライデーは、その野崎氏が生前書いていたという「直筆の遺言状」を掲載している。
だが、正式のものとは思えない。知人にいわれて、その場でちょっと書いてみたという感じだな。
大谷翔平が靭帯再建手術を球団から勧められているが、本人は、どうやらそれを避けたいと思っているようだ。
ポストによれば、日ハム時代のチームドクターである東京・同愛記念病院の土屋正光医師からセカンドオピニオンを聞きたいと、大谷が球団に伝えたというのである。
大谷は、ダルビッシュや松坂大輔を見ていて、術後に苦しむのは嫌だと考えているという。
土屋医師は、相撲界の駆け込み寺としても知られ、アスリートの気持ちを大事にすることで知られているそうだ。
だが、もし、土屋医師が手術することはないといったら、エンジェルスのメンツは丸つぶれになる。
それに、この手術は若いときほど回復が早いそうである。二刀流をやりたいなら、手術するしかないのではないか。
私は茶道のことはわからないが、裏とか表があるのは知っている。中でも裏千家は最大流派だが、その裏千家の千宗室家元の父親が、秘書を務める60代前半の女性秘書を寵愛して、支部のあるハワイにも同行しているが、そのことがハワイの支部のスタッフの不興を買い、次々に辞めていっていると、ポストが報じている。
95歳ならいいじゃないのかと、私は思うのだが。裏千家の会員組織「淡交会」の会員数は10万人といわれるが、25年前の半分になり、高齢化で、会費の高い人たちが引退しているという。
そのためには、海外に進出していかないと先細りになる心配があるが、その橋頭保であるハワイで、そうしたスタッフたちの不信感が高まっているとすれば、心配だとポストはいうのである。
このところ寝不足が続いていた。PGAの米男子ゴルフの今季最終戦、ツアー選手権がアトランタのイーストレークGCで行われ、タイガー・ウッズ(42)が通算11アンダーでツアー5季ぶりの優勝を飾ったからだ。
初日からトップに立ち、一度も首位を譲ることがない完全優勝だった。数々の女性スキャンダル、離婚、腰をはじめとする何度もの手術。試合に出て来はしたが、ドライバーは曲がり、アプローチでは信じられないミスを繰り返した。
おまけに、飲酒かクスリによる朦朧運転で逮捕されるなどもあり、タイガーは終わったと誰もが思っていた。
今季、手術をしてから改造したスイングで、メジャー大会でも優勝争いをするまでになったのは「奇跡」といっていいだろう。
もともと持っている肉体的な強さもあるが、ここまで来るのにどれだけの練習をしたのか。それ以上に、ゴルフというのはメンタルなものが、どのスポーツよりも左右するから、精神面をどのように回復させたのか、知りたいものである。
そうしたものを乗り越え、以前のように雄叫びを上げることもなく淡々とプレイする姿は、見る者を驚かせ、優勝が決まった瞬間、多くの者が涙した。
この劇的な復活劇だけでも、タイガーの名はゴルフの歴史に残る。最多の82勝を超えることは間違いないだろう。
タイガーのプレーは、マキロイやジャスティン・ローズ、松山英樹に影響を与えたに違いない。それは「自分を信じること」である。
何か、優勝するまでは、次は絶対と、テレビを見ていたが、その瞬間を見て身体から力が抜けてしまった。
今度はメジャーで勝つことを、楽しみに待つとしよう。
ところで近視が増えているという。1979年には小学校で裸眼視力が1.0未満は約18%だったのが、現在は32%もいる。高校では62%が近眼だそうだ。
スマホとの関係はまだわからないらしいが、強度の近眼が75歳以上になると、そのうち39%が視覚障害を起こすという。
そうならない、子どもをそうしないためにどうするか。文春によると簡単だ。「1日2時間の外遊びをさせる」。1日1時間でも野外活動をすれば、近視の進行が13%抑制されるそうだ。パソコンを捨てよ、外に出よ。
新潮にはアルツハイマーが根本治療できるという特集がある。読み始めると、「糖尿病がアルツハイマーのリスク因子であることは以前から分かっていた」というではないか。
アルツハイマーは脳の糖尿病といわれているそうである。私は、長年血糖値が高く薬を飲んでいる。アルツハイマーになる確率は、そうでない人の2倍にもなるそうだ。
先日は、パイオニアとパナソニックを間違えて、担当者にえらく怒られたが、それもアルツハイマーゆえか。嗚呼!
諦めるのはまだ早い。読み進めると、糖尿病の予防に励むと、アルツも防げるかもしれないというのである。予防は今更不可能だが、これ以上悪くしないようにすれば、多少は発症を遅らせることができるかもしれない。
それには「1日30分程度の有酸素運動を2日に1回やること」だそうだ。ウオーキングでも、速く歩かないとだめらしい。よし、明日からやろう! その後のビールがうまいだろうな。
気が早いが、現代は来年の参院選で、自民党が「大惨敗する」と予測している。
だが読んでみると、自民党は現在126議席あるが、それが18議席減るだけである。
公明党は2議席増やすそうだから、27議席。たしかに与党で3分の2ではなくなるが、それでもまだ大きな勢力であることは間違いない。
私は、もっと減らすと思っているが。
さて、W不倫で有名になった山尾志桜里議員。不倫相手はいち早く離婚したが、ようやく亭主とも離婚が成立し、親権までとっていったと、元亭主が嘆いているそうだ。
不倫相手の倉持麟太郎弁護士も、親権をとったから、もし、2人が再婚するとしたら、子どもたちも一緒になるのだろうか。
文春で倉持の元妻がこう語っている。
「これ以上、複雑な思いを子どもたちにはさせたくありません。そうならないよう、親権は返して欲しい。それが、私が山尾さんを許すことができる最低条件です」
どんな事情があるにせよ、子どもには母親が必要なこと、間違いない。失礼だが、山尾議員は母性よりも女の部分が勝ちすぎているから、母親としては疑問符をつけざるを得ない。
どちらにしても、議員として半生を捧げたいのなら、再婚はしないことだ。
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