徳光和夫が熊田曜子に「母乳飲みたい」のテレビ公開セクハラ 藤田ニコルの頬も撫で回す
近頃、明石家さんま(63)、梅沢富美男(67)、堺正章(72)など、大御所芸能人と言われる人々がテレビ番組で見せる“公開セクハラ”が目に余る。さらに元日本テレビアナウンサーで、タレント、司会者など多方面で活動する徳光和夫(77)も、テレビで藤田ニコルや熊田曜子に“公開セクハラ”を重ねている。
今月11日に放送された『有吉弘行のダレトク!?』(フジテレビ系)に徳光はゲストとして出演。「スナック有吉」に徳光が来店するという設定だったため、徳光はお酒を飲み上機嫌だった。そして、隣に座っていたタレントの藤田二コル(20)に対して、「可愛いね」と言いながら突然彼女の肩を触り、頬を撫で回すセクハラ行為を行った。
これには視聴者も驚いたようで、ネットには「完全なパワハラ、セクハラ。大御所だからって酔った席を利用して、にこるんの肩触ってから手の甲で頬を撫でるなんて…見てて虫唾が走る」「これを面白いと思って放送するのもおかしい」という声であふれかえった。
また、今月16日に再放送された(実際の放送は2016年9月)、自身がレギュラー出演している番組『路線バスで寄り道の旅』(テレビ朝日系)でも、タレントの熊田曜子(36)に対するセクハラ行為を連発していた。
熊田は2児の母親であり、番組収録中に「搾乳をしなくてはいけない時間になったから、チャイを飲んで待っててください」と徳光に伝えた。すると徳光は「母乳も飲みたかった」と発言。ナレーションが「言うと思った~」とツッコみ、あたかも自然な冗談っぽくしているが、これも立派なセクハラである。
遡ること3年前、2015年10月に放送された『とんねるずのみなさんのおかげでした』(フジテレビ系)にハリウッド俳優ヒュー・ジャックマン(49)がゲスト出演した際、以下のような出来事があった。
とんねるずの石橋高明(56)は、ヒューと共にゲストで出演していた女優の西内まりや(24)に対して、彼女の胸を触ろうとするなどのセクハラを行った。その際ヒューは、石橋の行動を阻止しながら、「アメリカではそんなことしちゃだめだよ」「僕がそんなことしたら問題だ」と発言し話題となった。
ヒューの発言からわかるように、アメリカの芸能界では男女共にハラスメントへの意識が高くなっており、ましてやテレビという不特定多数が見る場で、セクハラ行為をしたら大問題になるということなのだろう。
一方、日本のテレビ業界もあまりに酷いセクハラは減ってきているが、やはり、徳光のような大御所と言われる年配の芸能人、また、セクハラを笑える冗談と勘違いし流すテレビ局の意識は未だに低いままだ。
日本でもセクハラが“ネタ”になる時代は終わった。そういった“ネタ”に対して視聴者は笑っていないことを、大御所芸能人やテレビ局は自覚して欲しい。
(栞こ)
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