元KARAのク・ハラ“恋人暴行”で警察沙汰……「母国で人気薄」の芸能活動に大ダメージ
#韓国 #KARA #K-POP
日本でも人気が高かったK-POPガールズグループKARAの元メンバー、ク・ハラが13日、交際男性を暴行したと通報され、警察が出動する騒ぎがあった。ハラの恋人は同い年のヘアメイクで、彼によれば別れ話を切り出すと、ハラが逆上し暴力を振るってきたという。一方のハラは「ケンカだった」と主張しており、警察当局は2人から詳しい事情を聴いている。
KARAは2010年に日本デビュー曲「ミスター」が大ヒットし、第2次韓流ブームの火付け役となった。その後、所属事務所とのトラブルやメンバーの脱退が相次ぎ、16年に事実上の解散。各メンバーはソロ歌手や女優として、それぞれ活動している。
「恋人の通報によって、熱愛まで発覚した格好です。メンバーの中で最も人気が高かったハラですが、別れ話で暴行というのは、いかにもイメージが悪いですね。これからの活動に影響しそうです」(韓流雑誌ライター)
当時のKARAは母国の韓国よりも日本での人気のほうが高く、その人気はK-POPガールズグループの女王的存在だった少女時代ですら及ばないほどだった。11年に発売されたMV集DVD『KARA BEST CLIPS』は、海外女性アーティストしては初めてオリコンDVD総合ランキングで1位を獲得し、彼女たち主演の連続ドラマも制作された。
「少女時代をはじめ、当時のK-POPアイドルの多くが、歌とダンスのスキルの高さや長身・美脚を売りにしていたのに対して、KARAのメンバーは比較的小柄でスキルもそれほど高いとは言えませんでした。どちらかというと日本のアイドルに近い存在で、そんな親しみやすさが日本で受けたのだと思います。また、彼女たちが“親日”的なグループとして見られていたことも、人気の理由の1つでした」(同)
韓国では、日本で人気を得た芸能人に対して、“踏み絵”を迫る風潮がある。それが“竹島問題”である。
「KARAのメンバーも韓国のメディアに『独島(竹島)はどこの領土か?』と、たびたび尋ねられましたが、彼女たちは日本のファンを気遣い、一貫して沈黙を守っていました。そのため、韓国では“親日芸能人”のレッテルを貼られ、バッシングに遭ったこともあります。これを機に、人気絶頂だったのにもかかわらず、日本での活動を縮小せざるを得なかったところもありました」(同)
そうした風評を嫌ったのか、解散後の彼女たちはあれほど人気が高かった日本での活動を当初は避けていたフシがある。唯一、メンバーの中ではジヨンだけが日本の大手事務所と専属契約を結び、いち早く日本で本格的な芸能活動を行っている。
「“知英”として、歌にドラマに映画にと引っ張りだこなのは、ご存じの通りです。他のメンバーも、最近になって日本でファンクラブを発足させたり、ファンミーティングを開催したりしていますが、時すでに遅しです。“KARA人気”なんて、今や過去の遺物ですからね。ハラなんて圧倒的人気を誇っていただけに、内心忸怩たるものがあるのでは。解散後はぺ・ヨンジュンが所属するキーイーストと契約し、女優として活動しているハラですが、『演技力もないくせに』などと批判されたりして、現在の活動状況は決して順調とは言えません。そんな中での痴話喧嘩の発覚ですから、ダメージも大きいですよ」(同)
どんなに人気を誇るグループアイドルのメンバーでも、グループから抜けるとパワーダウンしてしまうのは、韓国でも同様のようだ。
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