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織田裕二&鈴木保奈美コンビへの世の関心は冷ややか……月9『SUITS/スーツ』は大丈夫?

フジテレビ公式サイトより

 1991年1月期に織田裕二と鈴木保奈美のコンビで、フジテレビの看板ドラマ枠、月9でオンエアされ、平均22.9%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)の高視聴率をマークした伝説のドラマ『東京ラブストーリー』の再放送が14日から、夕方の『メディアミックスα』枠でスタートしたが、その視聴率は第1話が2.3%、第2話(17日)が3.1%とまるで振るわなかった。

 同ドラマは優柔不断なサラリーマン・カンチ(織田)と、自由奔放な性格のリカ(鈴木)との恋愛模様を描いた作品で、小田和正の主題歌「ラブ・ストーリーは突然に」も大ヒットするなど、社会現象を巻き起こした。

 しかし、あれから27年半の月日が流れ、これが14年ぶり7回目の再放送となったが、視聴率が示す通り、世の関心はあまりにも冷ややかだった。

『メディアミックスα』枠の裏では、『相棒』などの人気ドラマの再放送をしているテレビ朝日が圧倒的に強く、2ケタを超える日もあるほど。14日は『相棒season9』第14話、17日は『MUSIC STATION ウルトラFES「名曲だらけの踊る10時間」』が放送されたが、『東京ラブストーリー』は超低空飛行に終わった。テレ朝の同枠では、18日から封印された人気ドラマ『ドクターX~外科医・大門未知子~』の再放送がスタートするだけに、『東京ラブストーリー』の苦戦は免れそうにない。

 低迷が続くフジ月9枠では、7月期の『絶対零度~未然犯罪潜入捜査~』(沢村一樹主演)が平均10.6%の高視聴率を記録し、昨年同期の『コード・ブルー-ドクターヘリ緊急救命- 3rd season』山下智久主演)以来、1年ぶりに2ケタ台に乗せ、上昇気流にある。

 来る10月期は、織田と鈴木のコンビが27年ぶりに復活する『SUITS』がオンエアされる。フジとしては、このいい流れで、2クール連続で2ケタ台をマークしたいところ。当然『東京ラブストーリー』の再放送は、そのためのプロモーションだが、世の関心の低さを露呈する結果となってしまった。

 果たして、『SUITS』はフジの期待通り、高い視聴率をマークすることができるのか? 注目されるところだが……。
(文=田中七男)

最終更新:2018/09/19 17:00
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