『東京ラブストーリー』14年ぶり再放送で“セックスしよ祭り”発生へ!?
#ドラマ #フジテレビ #織田裕二 #東京ラブストーリー #鈴木保奈美
1990年代を代表するドラマ『東京ラブストーリー』(フジテレビ系)が、9月14日から関東ローカルで14年ぶりに再放送している。ここのところ明るいニュースの少ないフジテレビだが、“伝説のシーン”が光明を見出すきっかけを生む可能性が出てきた。
『東京ラブストーリー』は91年に放送された月9ドラマ。鈴木保奈美と織田裕二が主演を務めた同作は、平均視聴率が22.9%(ビデオリサーチ社調べ、関東地区/以下同)、最終回の視聴率が32.3%を記録し、小田和正の主題歌「ラブ・ストーリーは突然に」が収録されたシングルの売り上げは270万枚に達するなど、当時一大ブームを巻き起こした。そのドラマがなぜ今、再放送されるのか。芸能誌のライターが語る。
「今回の再放送は、10月から放送される月9ドラマ『SUITS/スーツ』の“煽り”です。『SUITS』はアメリカで大ヒットした、大手弁護士事務所が舞台のドラマで、織田裕二が主演を務めますが、最大の話題は、織田と鈴木保奈美の共演です。爆発的にヒットした『東京ラブストーリー』以来、27年ぶりに2人が共演するため、再放送が決定しました」(芸能誌ライター)
織田裕二が地上波の連続ドラマに出演するのは、『IQ246~華麗なる事件簿~』(TBS系)以来2年ぶり、フジテレビの連続ドラマとなると、『Oh,My Dad!!』以来5年ぶりとなる。かつては一大ブランドだった“月9”だが、篠原涼子主演の『民衆の敵』(2017年)の最終回で4.6%を記録し、今年1月期に放送された芳根京子主演の『海月姫』は、全話平均視聴率が6.1%を記録。凋落の一途をたどっているが、ネットの動向に詳しいフリーライターは、『東ラブ』の再放送がV字回復のきっかけになり得ると指摘する。
「ネットでは、『天空の城ラピュタ』(1986)の“バルス”や、『サマーウォーズ』(2009)の“よろしくお願いしまーす”、A・シュワルツネッガー主演の『コマンドー』(1985)など、何度放送されても異常に盛り上がるシーンや作品があります。そんな“祭り”を待ち受ける人たちにとって、『東京ラブストーリー』の鈴木保奈美の伝説のシーン『カンチ、セックスしよ』は絶好のシーンです。『東京ラブストーリー』の再放送は14年ぶりですから、前回放送時にはまだTwitterなどのSNSがありませんでした。今回の放送で“セックスしよ祭り”が発生すれば、その勢いを借りて、10月からの“本編”が当たる可能性もあるんじゃないでしょうか」
ちなみに、鈴木保奈美の「セックスしよ」は第3話(9月18日放送予定)で登場する。いくらコンプライアンスがうるさい世の中とは言え、まさかカットされることはないとは思うが……。
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