視聴率三冠王・日本テレビを悩ませる“ポスト水卜麻美”問題……市來玲奈の「ゴリ押し」で大丈夫?
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視聴率三冠王を続ける日本テレビが、“ポスト水卜麻美”の発掘に躍起となっている。
「日テレは“視聴率三冠王”といわれながらも、最近は全日帯の視聴率が低調で、『ZIP!』『スッキリ』『ヒルナンデス!』といった朝から昼の情報番組が、同時間帯の他局番組の後塵を拝しています。近い将来、三冠王から陥落する予測すら局内には出ているほど。加えて、人気女子アナも水卜麻美ぐらいしかおらず、その彼女もフリーへの転身のウワサが絶えません。女子アナの人材払底には、上層部も相当な危機感を抱いているようです」(スポーツ紙記者)
実際、女子アナ好感度のランキングを見ても、長らく水卜が首位を続けてはいるものの、日テレの他の女子アナがランクインすることはない。他局だと複数の女子アナの名前がすぐに思い浮かぶが、日テレに関しては、それも厳しい。最近話題になったのは、内定取り消し騒ぎの笹崎里菜、学生時代に俳優の大沢たかおとの交際が報じられた岩田絵里奈ぐらい。いずれも、決してポジティブな報じられ方ではなかったのは、記憶に新しいところ。
「そんな中、同局女子アナの間で、久野静香の求心力が高まっているとの報道がありました。これまで最大派閥だった水卜の“ミト会”が形骸化し、久野が主宰する“久野会”に若手が続々入ってきているそうです。29歳と水卜より2年後輩の久野は、女子アナファンの間ではかねてより美形として人気でした。『ザ!世界仰天ニュース』や『news every.サタデー』などの看板番組を担当しており、人気アナに育てたい局側の思惑も透けて見えます。しかし、昨年に一般男性と結婚している上、年齢的にもこれから水卜並みの人気を得るのは難しいかもしれませんね」(同)
一方で、若手の抜擢にも余念がない。9月いっぱいで終了する『PON!』に代わり、新情報番組『バゲット』がスタートするが、男性アナの青木源太とともにメインキャスターを務めるのが、尾崎里紗だ。
「尾崎は前述の笹崎の同期ですが、何かにつけて話題に事欠かなかった笹崎の陰に隠れた存在でした。新番組が高視聴率を記録すれば、一躍看板女子アナ候補の筆頭に躍り出ますが、裏には『ひるおび!』(TBS系)、『ノンストップ!』(フジテレビ系)、『ワイド!スクランブル』(テレビ朝日系)といった強力なライバルが控えていますからね。簡単ではないでしょう。それに、そもそも尾崎は“本命”が育つまでの“暫定”だともいわれています」(同)
その本命とは、今年入社した元・乃木坂46の市來玲奈だ。すでに、10月から人気バラエティー番組『行列のできる法律相談所』の3代目秘書、元NHKの有働由美子がメインキャスターを務める新体制の『NEWS ZERO』でカルチャー&天気のコーナーを担当することが決まっている。市來が入社したての新人であることを考えると、これは“ゴリ押し”と言っていいほど。
「日テレとしては“乃木坂ブランド”に期待しているのでしょうが、乃木坂時代の市來は人気メンバーではありませんでした。だからこそ早期にグループを卒業して、学業に専念することで局アナを目指すという“下克上”に打って出たわけです。乃木坂人気による効果よりも、下手をすると露骨なゴリ押しで視聴者がソッポを向きかねません。局内でもその優遇ぶりに、不満を抱く女子アナがいても不思議ではありません。元アイドルだけに、市來もハートは相当強いと思いますが、それでも次期看板アナのプレッシャーは尋常ではないでしょう」(同)
看板アナをめぐる三つ巴の戦い、けだし見ものである。
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