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日刊サイゾー トップ > インタビュー  > いま注目の若手No.1芸人登場!
テレ東『ゴッドタン』出演で話題沸騰中

「俺たち“ネオチャラ”目指してるんで!!」チャラ男漫才でブレーク間近のEXITが、世の既成概念をかき回す!?

りんたろー。

■M-1きっかけでコンビ結成も、「タイ住みます芸人」に!?

――M-1への挑戦がコンビ結成のきっかけと伺いましたが。

りんたろー。 兼近が「チャラ男2人でちょっとM-1かき回しましょうや」って言ってきて。

――誘い文句(笑)。

りんたろー。 「チャラ男かぁ……」と思いつつ、ネタ合わせした時点で「あれ?」と思って。「これはいくな」と。それで「じゃ、いつからやろうか?」って聞いたら、「いや、組むとかはちょっと違います」と。

――え??

りんたろー。 コイツ「タイに行って、タイ住みます芸人になります」って言いだしたんですよ。「タイのスターになりたい」って。

――ええ??

りんたろー。 ですよね。それで、それだけはなんとしても止めないとと思って。遺書ぐらいの長さのLINE送りました。

兼近 マジで長かったです。しかも1回じゃないですからね。毎晩、夜な夜な来るんすよ。

――なぜ……タイ??

兼近 日本じゃちょっと羽ばたけねぇなと思ってて。日本の空じゃ、ちょっと……。

りんたろー。 日本で羽ばたけないなら、タイでも無理だろ!!

兼近 最初、タイがどこにあるのか知らんかったですからね。吉本の社員さんが「タイ住みます芸人どうなの?」って言うから、「ありだな」ってなっちゃって。

――感覚すごい。

兼近 タイに行く前に試したかったんすよ、チャラ男2人で真面目に漫才とか面白いじゃないですか。

――思い出づくりみたいな……。

兼近 そしたらみんなが「すげぇ。これあるぞ」って言ってくれたんで。「あ、イケた。俺のアイデアは通用する。はい、オッケーです」って。

りんたろー。 オッケーやない。

――こういう感じの後輩って、あんまりいないんじゃないですか……?

りんたろー。 そうですね、たぶんいない……。誘われた時も、ちょっと躊躇したんですよ。チャラい奴って、仕事ちゃんとしないじゃないですか。ビジネスパートナーにするのは嫌だなって。でも、ソッコーで気づいたんです。「コイツ真面目じゃね?」って。

――でも、上下関係が厳しい世界で、後輩から誘ったり、組むのかと思いきや「タイ行きます」とか、兼近さんがすごい自由に振る舞えるのは、怒ったり、失礼だとか言ったりせずに乗っかってくれる先輩の懐の深さですよね。やっぱり、りんたろー。さん、ご苦労されてきたから……。

りんたろー。 (苦笑)ベース、そんな怒ったりしないよね。

兼近 しかも、やっぱりめっちゃ真面目なんですよ。メールはすぐに返してくれるし、めちゃくちゃレスポンス速い。ネタの文字起こしとかも、僕がやるとぐちゃぐちゃになっちゃうんですけど、全部やってくれる。

――確かに「チャラい」の反対が「真面目」と思い込みすぎているというか、その2つは相反するものではないのかもしれない。

兼近 そうそう。“ネオチャラ”なんですよ、僕たち。チャラ男だけど、テキトーじゃない。

――ネオチャラ! りんたろー。さん……やっぱりちゃんと神様は見てるというか、ご苦労もされてきましたけど、こんなに素晴らしい相方と出会って……。

りんたろー。 (苦笑)本当、周りの人にすごい支えられて。

――前のコンビ(ベイビーギャング)を解散した時、芸人を辞めようとは思わなかったですか?

りんたろー。 辞めるには十分な理由じゃないですか。でも、自分の中で「ちゃんとお笑いやってないな」って思う部分もあって。もう無理だってなるまでやろうと、ピンでやってたんですけど……。まぁウケるはウケるんですけど、これでステージを上げていくっていうのはまぁないだろうな、と。そんな時に兼近が現れたって感じですよね。

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