じゃまおくんのザオリク的マンガ読み
まるで医療版『北斗の拳』! ハイテンションすぎる医師マンガ『スーパードクターK』
2018/09/12 14:00
#本 #マンガ #ザオリク的マンガ読み
■ライバルもかなり狂ってる
Kの存在を疎ましく思う、ライバル医師たちも多数登場しますが、どいつもこいつも狂っています。
まずは、一番登場回数の多い、Kのライバルキャラ「ドクターT」こと「TETSU(テツ)」。この男は、体の痛みを感じない冷徹サイボーグ兵士を作るため、神経を焼き切るコールドトミー手術を敢行したり、予防接種だと偽ってKにペスト菌りの注射をしたりと、『北斗の拳』のアミバのように医療知識を悪用してKを苦しめます。
その上を行くデンジャラスな医師が「TETSU」の実兄、真田武志。Kとその仲間を陥れるため、がん発生装置を作って街中の人々をがんにさせたりと、やってることは完全にテロリスト。
こういったライバルを倒すだけでなく、闇の臓器売買シンジゲートを壊滅させたり、メスで襲ってきた刺客を退治したと、とにかく大忙しなのです。えっ、完全に医師の業務を超えてるって? だからスーパードクターなんです。
そのほかにも、高校野球のエースが実は女の子だったことがバレて出場停止の危機に陥ったため、1日限定で性転換させてしまう手術をするとか、インドに渡って心霊治療を解明したりとか、飲尿療法が出てきたりとか、長期連載作品なのでナンジャコリャな話もたくさんありますが、どの話ももれなくハイテンションで、他の医療マンガと一線を画した存在なのです。
最後にスーパードクターKを象徴するような、超カッコいい決めゼリフをご紹介しましょう。
「俺は医師だ!!人間を治す医師だ! 人の生き血をすするケダモノ以下のクズ共は…オレの専門外だ!!」
(文=「BLACK徒然草」管理人 じゃまおくん <http://ablackleaf.com/>)
◆「ザオリク的マンガ読み」過去記事はこちらから
最終更新:2019/11/07 19:29
サイゾー人気記事ランキングすべて見る
04:20更新
イチオシ記事
現役ヤクザも視聴する78歳の元山口組顧問弁護士・山之内幸夫が「アウトロー系YouTuber」に大転身した驚愕の理由