仮面女子・猪狩ともか、車イス始球式で見せた“最強の地下アイドル”が東京パラリンピックで花開く!?
#アイドル #東京パラリンピック
アイドルグループ、仮面女子の猪狩ともかが9日、プロ野球・埼玉西武対千葉ロッテ戦で始球式を行った。
猪狩といえば、4月に不慮の事故で半身不随となり、車イス生活を余儀なくされている。始球式に向けて猛特訓を重ね、当初は5メートルも投げられなかったが、この日は車イスからのツーバウンド投球で大歓声を浴びた。
「猪狩は4月に、湯島聖堂近くの歩道を歩いていた際、強風で倒れてきた案内板にぶつかって負傷し、緊急手術を受けましたが、脊髄損傷による両下肢麻痺のため、自力で脚を動かすことができなくなりました。“最強の地下アイドル”と称される仮面女子は4つのユニットからなるグループで、猪狩はそのうちのスチームガールズのメンバーです。彼女は2014年から所属事務所のアリスプロジェクトに在籍していますが、同ユニットのメンバーに昇格したのは昨年のこと。地下アイドルの中でも下積みが長かった苦労人なのに、仮面女子のメンバーになった直後にこの事故でしたからね。ツイてないと言うしかない」(アイドル誌編集者)
車イス生活にはなったものの、仮面女子のメンバーとしてアイドルを続けており、所属事務所もこれをサポート。今後、同グループでは楽曲の作詞を担当するそうだが、幸運にも“車イスアイドル”の需要があった。
「2020年に開催される東京パラリンピックです。これからパラリンピックに向けて、障害者スポーツがクローズアップされる機会が増えてきます。猪狩もパラスポーツへの挑戦を表明しており、今回の始球式もその布石でしょう。この他にも埼玉西武ライオンズが主催する車イスソフトボール大会のスペシャルナビゲーターへの就任、10月13日に福井で開幕する第18回全国障害者スポーツ大会の開会式への出席が決まっています。今後、この種の仕事が増えるはずで、最終的には猪狩だけでなく、仮面女子としてパラリンピックのPRに関わることが期待されます」(同)
障害を抱えながらも、アイドルとして挑戦を続ける猪狩の活躍に期待したい。
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