眞子さまと小室圭さんの関係は「いずれハリウッド映画になる」!? 米フォーダム大“名簿削除”のミステリー
#週刊誌 #元木昌彦 #週刊誌スクープ大賞
パナソニックという巨艦企業がある。松下幸之助が電球一つからつくり上げた日本を代表する会社だが、このところは図体だけが大きいばかりで、物づくりという点では、あまりぱっとしない。
だが、昨年、人工知能やIoT技術を活かしたビジネスモデル創出のため、ビジネスイノベーション本部をつくり、その副本部長に、外資系企業「SAP」の馬場渉を招聘した。
39歳の若さだ。彼は今でもカリフォルニアのシリコンバレーにいて、これからのパナをどうするかを考えているというのだ。
現代は、彼のインタビューを掲載している。
彼がいうには、日本企業が、スタンフォード大やマサチューセッツ工科大学の研究者を呼びたくても、彼らが日本企業へ行かないのは、人間の失敗に対して日本社会は不寛容過ぎるからだという。
そしてこう続ける。
「日本の教育は、初等も高等教育も、そして大人になってからの社会人教育でも、企業の中での価値判断も、失敗を許されない空気に包まれています。しかし、シリコンバレーでは、3回4回失敗しないと相手にされない。
失敗をおかすことが特権なのです。だから私たちの研究所では、『失敗をしないと恥だ』という空気感をどうつくるかに懸命になっています」
彼は「未来の住空間環境プロジェクト」と銘打った「HomeX」を進めているそうだ。
それは、このようなものだという。
「電子レンジを開けた瞬間、豚カツがぱっとキツネ色になってうまそうな匂いがする。しかも開いた瞬間に、その辺のディスプレイがふわっと何か食欲をそそるような映像を出す。
あるいはテレビでも、録画していたことを忘れていたけれども、実は見たかった映像がドアホンや、洗濯しているときに洗濯機のディスプレイにぽんと映る。こんなことができるようになるというイメージですね」
私は、もっと他にないのか、そう思うが、まあいい、小さなところから手掛けて、この世界が根本から変わるような発明をしてもらいたいものだと思う。
日曜日(9月9日)は、スポーツが盛り上がった。大坂なおみがテニスの4大大会の1つ、全米女子で優勝するという快挙を成し遂げ、優勝賞金380万ドル(約4億1,800万円)を手にした。
元世界ランク1位のセリーナ・ウィリアムズの、審判への執拗な抗議で、「快勝」とはならなかったが、日米2つの国籍を持つなおみが、日本人が夢見てきた優勝カップを勝ち取ったのである。
今一つは、みんなが期待していなかった大相撲秋場所初日、8場所連続休場という不名誉な記録をつくった横綱・稀勢の里が、初日の相手・勢を一方的に攻め、寄り切りで白星スタートとなったのである。
あまりの緊張感からだろう、鬼のような形相の稀勢の里は立ち合いも早く、勢に何もさせず、電車道を突っ走った。
1勝ぐらいで喜ぶわけにはいかないが、これで、体をかわされたり、まわしを相手に十分に取られなければ、ある程度の勝ち星はあげられるかもしれない。
面白かったのは、次に出てきた白鵬だった。立ち合い、いきなり平手打ちをくらわせ、一気に押し出した。
なりふり構わず俺はやるぞ。そう心に決めたのだろう。品格より勝ち星。白鵬はそれでいい。今場所はおもしろそうだ。
文春の「女が嫌いな女2018」が話題だ。ついに工藤静香が堂々の第1位に輝いたのである。どうやら嫌いな女が増えた理由は、自分が目立つために娘まで踏み台にしているという怨嗟の声が多いようだ。2位は松居一代、3位が「嵐」の二宮と交際しているといわれている伊藤綾子、4位が和田アキ子、5位にはやはり急上昇した安倍昭恵が入った。
妻も嫌われ者だが、亭主の安倍晋三もアンケートを取れば堂々ベスト3には入るのではないか。
ポストが「新・天皇家の家計簿」という特集を組んでいる。
天皇家は、皇居や赤坂御所など、千代田区の2倍以上になるといわれる不動産を持っている。
ポストによると、公示価格で計算すると、皇居だけで23兆円になるというが、この土地は国の管理下に置かれているから、天皇や皇族は、借家住まいになる。
皇室は総額98億6,000万円の皇室費がある。内訳は、「内廷費」が3億2,400万円。秋篠宮一家など内廷皇族以外の各宮家に支払われる「皇族費」が3億6,400万円。
公務や国賓などの接遇に使われる「宮廷費」は91億7,100万円。宮内庁の運営などに使われる「宮内庁費」は114億6,600万円だという。
内廷費の中から、経営顧問の助言のもとに投資運用もしている。
天皇や皇太子の判断で使える「小遣い」は、内廷皇族1人につき平均500万円というから、少ないようだ。
長嶋茂雄は、おカネを持ち歩いたことがないと、昔話題になったが、皇族方はどうなのだろう。
皇后が障がい者支援施設でアクセサリーを8,000円で購入した。愛子内親王は学食で380円のカツ丼を食べたそうだ。
こういう時は、自分の財布からおカネを出して払い、領収書をもらうのだろうか。
皇室には、まだまだ国民が知りたいことがたくさんあると思う。
ところで、妻が先に死ぬと、亭主もその後を追って、死んだり、中には自殺したりする人もいる。
俳優の津川雅彦(享年78)も、妻の朝丘雪路(享年82)が亡くなってから、わずか3カ月余りで後を追ってしまった。
津川は、朝丘の亡くなった会見で、「先に死んでくれたことも含めて感謝だらけです」といった。
現代によると、認知症が進んで、津川を「あら、社長」といったこともあるという。
だが毎日、あいさつ代わりのキスを日課にしていたそうだ。
津川の心残りは、娘の真由子で、俳優の友山裕之と恋仲だったが、俳優の厳しさを知り尽くしていた津川は、「大成していない俳優との結婚は許さなかった」そうである。
だが、自分が亡くなった後、娘を一人にはしておけないと、朝丘の49日を待って、入籍させたという。
津川には愛犬が2匹いた。とりわけ老犬のほうを気にかけていたそうだ。
生前、津川は大きな借金を抱え、朝丘の自宅を売ってそれに当てた。女遊びも半端ではなかったという。
だが晩年は、お互いがいたわり合いながら、いい夫婦であったようだ。
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