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日刊サイゾー トップ > 社会  > トイレ空席確認サービスが登場

こんなサービス欲しかった! トイレの混雑がリアルタイムでスマホでわかるサービスが登場

※イメージ画像

 どんなに技術が進歩しようとも、なかなか解決されない問題はいくつかある。その代表格が、トイレの問題だ。知らない土地なら当たり前、知っている街でも、トイレを探して彷徨うことはしばしばあるもの。

 そして、いざトイレを見つけてから絶望することもある。入口から数人が行列をしているのを見てだ。

 男性の場合は、大きいほうに並び、なかなか開かない個室の扉を凝視しながら「早くしろよ……」と身をくねらせる経験をした人が多いだろう。より行列の長い女性の場合、もっと深刻なのではないだろうか。

 この苦しみを緩和するためのシステムの開発が進んでいるという。大阪ガスが開始した「ekul toilet(イークル・トイレット)」というサービスが、それだ。

 これは、ガスや電気などの使用量をリアルタイムで計測、通知するシステムを利用してトイレの混雑や空き状況をリアルタイムで知ることができるというもの。トイレの個室にセンサーを設置することにより、パソコンやスマホなどで、それぞれのトイレの空き状況や待ち人数までもが、トイレに駆け込む前にわかるというものだ。

 現状は、サービスの提供を開始した段階に過ぎないが、普及すればトイレの利用がスムーズになることは確実。商業施設にとっては、トイレを借りるついでに買い物をという形で、新たな顧客を呼び込むチャンスともなりそうだ。

 トイレが近いために、グーグルマップを用いて自作の都内トイレマップを作成しているというライター氏は、目を輝かせながら語る。

「現状では、空き状況がわかるだけですが、将来的にはマップ上にトイレの場所と混雑状況も表示できるようになるのではないでしょうか。そうなると、トイレを探して右往左往する人や、“万が一”の危険も大幅に減少するのではないかと思っています」

 あえて語る人は少ないが、間一髪どころか大人なのについ漏らしてしまった経験がある人も少なくないはず。このサービスは救世主になるのか。
(文=大居候)

最終更新:2018/09/10 22:30
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