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日刊サイゾー トップ > 連載・コラム  > 夏の名残を感じながら食べるアイツ
ホントにうまいのか? 珍級グルメハンター第94回

暑く長かった猛暑に残暑、夏の名残を感じながら食べるアイツ……来年また会おう!

天津丼にしては餡がない!卵の下には何が!?

ありそうでなかったこんなアレ

 どう、おいしそうでしょ? 

 でもコレ、なんだと思います?

 天津丼?
 NO

 オムライス!
 NO

 卵丼?
 NO

 親子丼!!

 ピザ!!

 残念ながら全部答えは「NO!」

 天津丼にしては餡がかかってないし、オムライスにしては付け合わせが紅生姜って……。卵丼も親子丼も、全然違う。ピザに関しては当てる気NOでしょ!

 で、その正体は……卵のスカートをチラリとめくってみると、

 ジャジャーン、なんと麺! 焼きそば!? でも、皿に汁が溜まってるってことは……。

 そう、これは冷やし中華に、かに玉入りの薄焼き卵をトッピングした「かに玉冷やし中華」なのだ!

 普通の冷やし中華の具はキュウリにハムに錦糸卵って感じだろうけど、これにはキュウリもハムも入ってない。でも、味は想像つくように、ほぼ違和感なくおいしくいただけちゃうのだ。

 まずは、トッピングのかに玉をつまみにビールをグビ~~っ。

「プッハ~~ッ!」

 と、大きく深呼吸してから、予想外に分厚いかに玉と麺を一緒に箸でつまんで頬張り、すすりあげる! と、甘酸っぱい冷やし中華のタレの味とかに玉のホンワリ風味が口の中に溢れるっつーシステムなのだ。

 しかし、「ほぼ」と書いたのは、かに玉の量と麺の量をうまい具合に調節しないと、麺がかに玉に負けてしまうのだ。そのへんの調整は、オリジナルでよろしく。

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