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日刊サイゾー トップ > エンタメ > ドラマ  > ヒモ男・窪田正孝の手口が明らかに!

『ヒモメン』窪田正孝がなぜ女性の心を掴むのか、最終回目前で、“ヒモ男”の手口が明らかに! 

■“ヒモ”の真理がようやく解明される

 第1話のレビューでも書いたように、主に窪田くんの“あざとかわいさ”で、「ヒモ以前に性格がクズすぎ」という翔ちゃんのクズすぎるヒモっぷりに拒否反応を示す視聴者たちを力ずくで黙らせてきたこのドラマ。

 最終話を目前にしてようやく、なぜヒモ男の虜になってしまう女性が存在するのか、やけにヒモの生態に詳しい看護師長・尾島(YOU)によって明かされました。

 尾島師長の「超ヒモ理論」によると、相手に貸しを作ると見返りを期待するようになり、「こんなに尽くしてるのに、なぜ見返りがないんだ? どうして振り向いてくれないんだ?」と、額が大きくなればなるほどその人のことを考えずにはいられなくなるんだとか。そうしてまた貢ぎ、また期待する……。

“男としての隙を見せられると、母性本能がくすぐられる”というこの「超ヒモ理論」、ふざけているようにも聞こえますが、案外的を射ているような気がします。実際、ネット上の反応を見ても「めちゃくちゃ分かる」「なるほどなるほど」と共感の声が。これ、オタクにも刺さる言葉だと思います(たぶん)。

 さて、そんな尾島師長のアドアイスを真に受けて、翔ちゃんのようにヒモ男化してゆり子の気を引く作戦に出た池目先生、自分を元気付けようとしてくれたと勘違いされましたが、ゆり子には笑顔が戻り、結果オーライでした。

 その後、ゆり子を後ろから抱きしめ、「僕と付き合わないか?」「僕じゃダメか?」と告白した池目先生は、いつも腹黒い顔芸だったり、残念な姿を見ているせいか、2割増しでかっこよく見えました。

 立ち位置的には悪役ですが、散々から回ってきたせいか、むしろ愛されキャラ化しつつある池目先生。ゆり子とくっついて欲しい気もしますが、果たして……。

 

■もはや更生どころの話じゃない……

 ゆり子に一途なところしか取り柄がないと言ってもいいくらいの翔ちゃん。これまで様々な人たちをたらしこみ、今回は「お金」という最大の敵にも打ち勝つことができました。

 その裏には、結局働かないダメダメな翔ちゃんを受け入れてきたゆり子の愛情があったわけですが、今回初めてそれが覆されました。

 ゆり子にしてみたら、翔ちゃんがお金で雇われていたとは知らないわけですし、自分より美香を選んだと思っているわけですから傷つくのも当然。むしろ、ゆり子だからこそ、ここまでなんやかんやありつつもうまく乗り越えてこれたんだと思います。常人だったらとっくに見放しているはずです。

 本当にゆり子の気持ちが離れてしまっていたら翔ちゃんにはもうどうすることもできないと思いますし、次回予告では、ゆり子が「ごめんね翔ちゃん」「私、結婚する」と言っていただけに、もう修復不可能な気もしますが……。

 いよいよ今夜、最終回。窪田くんのヒモ男姿を目に焼き付けつつ、バカップルの行く末を最後まで見届けたいと思います。

(文=どらまっ子TAROちゃん)

最終更新:2018/09/08 18:00
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