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日刊サイゾー トップ > エンタメ > ドラマ  > 『サバ婚』闇堕ち・風間俊介の真骨頂

吉沢亮のはにかみ顔に悶絶する女子続出の『サバイバル・ウェディング』“闇堕ち&泣き演技”で魅せる、風間俊介の真骨頂!

■“ジャニーズの演技派”風間俊介の真骨頂!

 今話の見どころは、言わずもがな、さやかと和也の別れの場面。

 4話のレビューで書いたように、当初は、“さやかの高校時代からの憧れの先輩”というキラキラした役柄だけに、「ミスキャストでは?」「無理ありすぎ」という声もありましたが、このために、かざぽんをキャスティングしたのでは? と思うくらいの名シーンでした。

 浮気をして結婚をダメにした上、その後も部屋に誘ってきたりと、クズな部分しか見当たらず、雑な描かれ方をしてきた和也ですが、その裏では、さやかの理想を演じながら苦悩していたんです。ただのクズ野郎ではありませんでした(さやかを裏切ったことには変わりありませんけど)。

 ボロボロになった和也が涙ながらに、さやかにすがる様子はとっても生々しかったし、すっかり憔悴しきった病みまくりの和也の姿は、これぞ、風間俊介の真骨頂という感じ。

「和也くそ人間なのになんか泣けるーーー」「風間俊介にこの手の演技をさせたら右に出るものはいない」「演技うまいなー」と視聴者もすっかりかざぽんに魅せられたようです。

 個人的には、さやかが差し出したハンカチを和也が断ったところにグッときました。さやかと同じように、きっと和也も立ち直り、成長することができると思います。とにかく、かざぽん、お見事でした!

 

■はにかむ吉沢亮の破壊力がすごい

 そんな切ないシーンと反比例するように、吉沢くん演じる祐一とのシーンは胸キュンの連続でした。

 ゲテモノ料理店で、サソリの唐揚げを食べるのを躊躇するさやかに、「食べません?」「食べる?」「すっごい元気出るよ?」とタメ口でせまってその流れでお互いを名前で呼び合ったり、川村製薬での打ち合わせ中に顔を見合わせてアイコンタクトをとったり、めちゃくちゃイイ感じでした。

 特に、ショッピングモールでのデート中、バッタリ会った優子(須藤理彩)の娘に「ゆ・う・い・ち」と名前を教えたさやかに、「ん?」と反応する祐一がとてつもなくイケメンで、たった一文字の台詞なのに、ものすごい破壊力がありました。

 実際、ネット上でも、「このシーンだけでご飯3杯はいけるわw」「もうリピート10回目だけど?」「キュンキュンのオンパレード」「王子のナチュラルに距離縮めてくる感じヤバい」「観る度に吉沢亮くんを好きになっていく」と、女性陣は大興奮。ここにきて、王子の魅力が爆発しています。

 顔も良くて性格も良し、さらに御曹司という完璧なスペックを持つ祐一。彼も彼なりに何か抱え込んでいそうな点が気になりますが……。

 

■和也の離脱で、残るは祐一か宇佐美ルート

 ということで、もう一つ気になるのは、宇佐美編集長の本心です。パワースポットめぐりという仕事とはいえ、週末にさやかを誘ったり、ケーキのいちごを真っ先に食べたことを「マナー違反」と指摘しながら、「そんなことも知らないであの御曹司と付き合ったら苦労するぞ」と忠告してみたり……。

 和也が離脱したことで、さやかに残された選択肢は祐一しかないはずですが、多香子(高橋メアリージュン)や優子は「仲良さそうだし、さやかにはボスが一番合ってる気がする」となぜか、編集長を推しているし、さやかが祐一とくっつく前に、もう一波乱ありそうな予感です。

 すっかり忘れていましたが、今話で婚活コラムの第5回「幸せにする力」が完成したので、さやかに残されたのはあと1回=1カ月です。どうやらドラマは残り3回のようなので、ゴールである結婚まではゆっくり描かれていくことになりそうです(結婚できるかどうかはわかりませんが)。とりあえず、今夜も吉沢くんに癒やしを求めて、テレビにかじりつこうと思います。

(文=どらまっ子TAROちゃん)

最終更新:2018/09/08 14:00
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