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日刊サイゾー トップ > カルチャー  > 緊張の初出勤、初めてのお客さんは……
現役女子大生ソープ嬢、吉原でおち〇ぽエンターテイナー目指す!

緊張の初出勤、初めてのお客さんは……

「えっと……フロントに、なんて言うんだっけ?」

 戸惑う私に「お客様、お上がりです、じゃない?」と、またもレクチャー。受話器を落としそうになりながら、慌ててフロントに電話を入れ、わちゃわちゃしながらその人を出口まで送りました。初めての接客を終え、やっと一息! おち〇ぽ気持ちよかったな~。すると、ボーイが駆け寄ってきました。

「次のお客さんがもう来ているんで、よろしくお願いします。僕が部屋の片づけ手伝いますんで!」

 えっ、次―――!? もう次なの!? 余韻とか、そんな暇ないの? 休憩、1分もないの? 私は慌てて、動物のように手足をついて急な階段を駆け上がりました。

「漫湖さんって、小動物みたいな走り方するんすね(笑)」

 スタッフは笑顔で私に替えのタオルを渡しました。

 その日は、大きなオス、小さなオス、話し上手なオス、シャイなオス、癒やし系のオス……。十人十色のオスと交わりました。オスたちの性欲を全身で受け止めた私は1人、ぐちゃぐちゃになったベッドに放り出され、個室の天井を見上げました。

「明日からも、きっとここでやっていける」

 古ぼけたスピーカーから流れるはやりの洋楽のナンバーに乗せて、根拠のない大きな自信が股間から湧き上がりました。私のおま〇まの判断に狂いはない!

 帰り支度を終え、フロントに挨拶をして意気揚々と帰ろうとすると、スタッフに呼び止められました。

「ちょっと、お給料忘れてるよ!」

 お給料? あっ、そうだった。私はラブホへ致しに来たんじゃなくて、ソープランドへ泡仕事をしに来たんだった。

「いいですよ~、そんなの。私、エッチしに来たんで」

 我ながら何を言っているのか……。

「ハハハ! ちゃんと受け取ってね。初日からすごく評判いいから、明日もよろしくね」

 時刻は午前0時を過ぎていました。ち、ちょっと待って! もう終電ないじゃん! 慌ててLINEに「突然ごめん、終電逃しそうなの。今夜泊めてほしい。おち〇ぽ気持ちよくしてあげるから!」と打ち込みました。慌ただしい初日で完全に理性がトんでしまった私は、セフレのマンションに転がり込むしかなかったのです。 

 疲れでヘロヘロになりながら彼の部屋にたどり着いた私でしたが、約束通り、セフレのおち〇ぽにむしゃぶりつきました。口を上下に動かし始めると、今日のことが走馬灯のように頭の中を駆け巡ります。

「明日こそは、このおち〇ぽに迷惑をかけませんように(笑)」

 そう誓うと、私は彼の先からとめどなくあふれ出る液体を1滴も残さず飲み干しました。明日も、いいお客さんに出会えますように。

最終更新:2018/09/07 21:00
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