『健康で文化的な最低限度の生活』「飲んで死ぬか、飲まずに生きるか」テーマが重すぎて、視聴者離れ必至?
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吉岡里帆が新人ケースワーカー役で主演を務めるドラマ『健康で文化的な最低限度の生活』(フジテレビ系)の第8話が4日に放送され、平均視聴率5.6%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)を記録。前回から0.3ポイントアップとなりました。
(前回までのレビューはこちらから)
今回、義経えみる(吉岡)が担当する生活保護受給者は、元ホストで現在は酒浸りの生活を送る赤嶺岳人(音尾琢真)。ある日、自宅で飲酒中に倒れ、病院へ搬送されてしまいます。
報せを受けて病院へ駆けつけたえみるは、赤嶺の膵臓機能が弱まっているいること、アルコール依存症の疑いがあることを看護師から告げられショックを受けます。このままでは死んでしまう……。赤嶺が退院後、禁酒を説得することを決意するのでした。
これに対し赤嶺は、えみるの目元が、今は離ればなれに暮らす娘に似ていることから、「娘に誓って酒は止める」と宣言。ところが数日後、赤嶺はあっけなく酒浸りの生活へ戻り、暴れ回るなど手のつけられない状態になってしまいます。
このままでは、赤嶺は本当に死んでしまう。危機感を抱いたえみるは、資料を揃えて猛勉強を開始。さらに、先輩ケースワーカー・半田(井浦新)の勧めで、アルコール依存症患者が集まる“断酒会”へ参加します。
そんな折、赤嶺が再び飲酒中に倒れ、病院へ搬送。えみるはこれをチャンスと捉え、赤嶺を入院させ、医師を介して依存症としっかり向き合うよう促すのでした。
しかし、赤嶺は自身がアルコール依存症であることを認めようとはしません。本人が自覚してこそ、本当の治療が施せる。赤嶺にどう病気と向き合わせようかと、えみるは頭を悩ませます。
そんなえみるの姿を見かねた先輩ケースワーカーの石橋五郎(内場勝則)が、自身も若い頃、アルコール依存症の生活保護受給者を担当し、死なせてしまったことを明かします。結局のところ依存症患者の選択肢は、「飲んで死ぬか、飲まずに生きるか」であることを話し、ゆっくり見守るようアドバイスするのでした。
その助言が胸に響いたえみるは、アルコールが抜けて退院することになった赤嶺を迎えに行き、同僚たちと一緒に酒瓶だらけの赤嶺の部屋を大掃除。また、アルコール依存症患者が集まる自助グループへ赤嶺を連れて行き、再スタートを切れる状況を整えてあげるのでした。
ところが、赤嶺は自助グループへ通うことを拒否し、居酒屋でのアルバイトを開始します。よりによって酒がすぐ近くにある職場ということで、えみるは懸念を抱くのでしたが、嫌な予感は的中。再び飲酒をし、挙句の果てに失踪してしまいます。
赤嶺の行方がわからず途方に暮れるえみるでしたが、川原で酒を飲みながら釣りをしている姿を発見。離ればなれに暮らす娘のため、もう一度依存症の治療をやり直すよう、涙ながらに説得します。これによって赤嶺は心を入れ替え、居酒屋を辞めて自助グループへ戻り、病気と真剣に向き合う生活を再開させたところで今回は終了となりました。
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