米「クリスピー・クリーム・ドーナッツ」に押し入った甘党の強盗、”裏メニュー”を要求!
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砂糖には覚せい剤やコカインよりも強い依存性があるといわれているが、犯人の男もまた、砂糖の甘い誘惑のとりこだったのだろうか?
米「マイアミ・ヘラルド」などによると、8月24日、フロリダ州ゲインズビルのドーナッツ店「クリスピー・クリーム」に強盗が押し入った。カウンターにいた女性店員に対し、レジの中の現金とともに男が要求したのは、なんとドーナッツだった。風変わりな強盗に耳を疑った女性店員は別の女性店員を呼び、彼女が男の要求を聞き返したという。
本物の強盗であることを認識した彼女たちは店の奥にいた男性店員に助けを求め、男は店を出たところで取り押さえられ、通報を受けて駆けつけた警察によって逮捕された。
ちなみに男が要求したドーナッツは、通常のメニューにない特別な商品だったという。具体的にどのような商品だったのかは明らかにされていないが、男が強盗してまで欲しかったドーナッツについて、ネット上ではドーナッツフリークたちによる臆測が飛び交っている。
米著名グルメブロガーのルイサ・チュー氏は、自身もファンだというある裏メニューこそ、男の目当てだったのではと推測する。
その裏メニューとは、フレーバーがつけられる前のプレーンドーナッツだという。チュー氏によると、プレーンドーナッツが揚げたての頃を見計らって店を訪ね、シロップを好きなだけつけて食べるのだという。
またある者は、「クリスピー・クリーム・バーガー」だったと推測する。これはハンバーガーのバンズの代わりに同店のシュガードーナッツでパティを挟んだもの。しかし、同チェーンが販売しているのではなく、クリスピー・クリームのファンの間で“秘密のレシピ”として広がっている。
ドーナッツの誘惑に負けてしまった甘党の強盗犯だが、司法による裁きは甘くなく、現在、強盗の罪で収監されている。しばらくは、ドーナッツを自由にむさぼることもできないだろう。
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