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日刊サイゾー トップ > インタビュー  > 謎の集団「ケケノコ族」を直撃

バブリーダンスの次はこれが来る!? 原宿を騒がす謎の集団「ケケノコ族」を直撃!

 

■ようやく届いてほしかった人たちに届き始めた

――今、メンバーって何歳くらいが多いんですか?

ヒサツネ 10代から40代まで……。20代前半くらいが一番多いのかな。コンスタントに集まるのは15人くらいですね。でも、ネット上にはケケノコネームを持っている人が100人弱います。

――ケケノコネームっていうのは、この変な名前のことですよね。自分で考えて申告するんですか?

ヒサツネ 私たちが勝手につけてます。

エニシ 独断と偏見と直感で。愛を込めて。

ヒサツネ 贈呈します! ケケノコってパーソナルな情報はいらないんですよ。オシャレして踊るっていうのを共通点にして集まっているのに「斎藤さんですよね」とかなったらテンション下がるじゃないですか。会う前にケケノコネームを与えておけば、「初めまして、チャンコマラカスです」「あーっ、チャンコマラカスさん!」って、すぐに仲良くなれるじゃないですか。

――勝手にネームを考えたはいいけど、「他のにしてください」みたいなことはないんですか?

エニシ 今まで100人近く考えて、ひとりだけですね。

ヒサツネ 「マン・オクロック」っていうネームで(笑)。歌を歌っているすごくかわいい子なんですけど、「それはちょっと……」って言われました。

エニシ でも、ネームを考えるのは楽しいよね。他人から、なんの脈絡もない名前を付けられることってないですもん。

――これを読んで、入りたいと思った人はどうすればいいですか?

ヒサツネ SNSで事前に連絡いただくか、もしくは直接代々木公園の集会に来てもらっても。そこでダンスの練習をしているので。私服だと闊歩に混ざっても変な感じになっちゃいますけど、こういう格好をしてきてくれれば、いきなり後ろについてきてもらっても大丈夫ですよ。

エニシ 最近は、初めからそれっぽい服で来てくれる人も多いよね。

ヒサツネ 新しい参加者が手作りのケケノコ用の服を披露してくれたりすることもあって楽しいですよ。

エニシ オシャレを披露する場として、理想的な形になってきているなと思います。

ヒサツネ ケケノコを始めてまだ1年ちょっとなんですけど、メディアへの露出も増えていって、ようやく届いてほしかった人たちに届き始めたかなって思いますね。

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