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日刊サイゾー トップ > インタビュー  > 謎の集団「ケケノコ族」を直撃

バブリーダンスの次はこれが来る!? 原宿を騒がす謎の集団「ケケノコ族」を直撃!

ヒサツネさん(左)とエニシさん(右)

■知らない新キャラは原宿でも拒絶される

――初めからメンバーはたくさんいたんですか?

ヒサツネ しばらくは、私たち2人だけで活動していました。メンバーは募っていたんですけど。

エニシ SNSで「みんな来てねー」と発信してはいたんですけど、なかなか集まってくれなくて。2人で踊ってても、代々木公園って広いから目立たないんですよね。

ヒサツネ ホコ天があった頃は、公道に面していたから人目に触れる機会も多かったと思うんですけど、代々木公園の中だと完全に埋もれちゃって。「だったら街に出よう」って提案したんです。でも迷惑になるとよくないし、路上ライブみたいな感じだとありがちだから、歩きながら踊ればいいんじゃないかって。それが「ケケノコ闊歩」の始まりでしたね。

――音も流して踊るんですか?

ヒサツネ 腰にスピーカーをつけて、迷惑にならないように、しゃべり声くらいの音で流して。遠くから見ると、無音で踊っているくらいの感じですね。

エニシ でも、2人で踊ってると、変な人としか思われないんですよ。

ヒサツネ 原宿って独特な人がいっぱいいるから、耐性はあるかなと思っていたんですけど、知らない新キャラって拒絶されるんですよね。「うわっ、キモッ! ウザッ!」とか聞こえてきましたもん。

――最低限、2人いてよかったですね。

エニシ ひとりだと、”族”じゃないですからね。

――2人で活動を続けていて、メンバーが増え出したタイミングっていつ頃なんですか?

エニシ やっぱり闊歩を始めてからですね。キモイと言われながらも、徐々に話題になって、興味を持ってくれる人が増えてきたのかなと思います。

――それじゃ、今日来ているみなさんがケケノコ族に入ったきっかけを教えてください。

ルート・股 ボクは族長ともともと知り合いだったので、代々木公園で踊りの練習だけしていた頃に見に行って、そこで入ったんです。でも、特に活動はしていなかったんですけど、闊歩を始めるようになってから、楽しそうだなと思って、頻繁に参加するようになりました。

ソコン/NEXTDOOR 私は以前から、おしゃれや派手な化粧が好きで、ひとりで勝手にしてはいたんですけど、そこから先、何をしたらいいかわからないでいたんですね。そんな時、友達がケケノコ族に入ったってSNSで知って「これだ!」と。でも、どうやって入ったらいいのかもわからなくて。誰でも自由に入れるのか、面接とかがあるのか……。そこで、直談判して入れてもらいました。

エニシ オーディションとかないですけど、あったとしても彼女は即合格ですよ!

――最初からこの格好だったんですか?

エニシ ここまで派手ではなかったですけど、「素質あり」みたいな感じでしたね。

ケ・ミンス=ムンソ 私は、中学生くらいの頃から竹の子族に興味を持っていて。でも、当時の人たちの仲間に入るのは怖いので、何もできないでいたんですけど、「ケケノコ族」を知って、ちょうどいいやと。

婆ちゃる爺 ボクは以前からお2人(ヒサツネ、エニシ)のファンだったので、入ろう入ろうと思っていたんですけど、なかなか勇気がなくて……。竹の子族ももともと気になっていたんですけどね。

エニシ 派手な格好をして踊るみたいなタイプではなかったからね。

ヒサツネ どちらかというと、見る側だよね。

婆ちゃる爺 人前で踊るなんて……っていう感じですね。

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