紗栄子が『櫻井・有吉THE夜会』で「育児」「自分で稼いでる」アピールもイメージ払拭には至らず!?
#紗栄子
モデルの紗栄子が23日放送の『櫻井・有吉THE夜会』(TBS系)に、「誤解されやすい女・紗栄子の意外な子育て術テレビ初密着」と題して出演したが、自身に着せられたイメージを払拭するまでには至らなかったようだ。
そもそも世間の紗栄子に対するイメージといえば、「ちゃんと子育てしていない」「他人のカネで優雅な生活を送っている」といったものが多い。紗栄子も、それは承知しており、世の偏見を変えるべく、同番組の企画に乗ったようだ。
番組は紗栄子と取材スタッフが空港らしき場所で合流したところからスタート。現在、2人の息子が英国ロンドンの全寮制の学校に通っているため、ロンドンを拠点としている紗栄子。学校の長い休みがあるときは家族で帰国して、故郷の宮崎で生活しているという。
紗栄子らが向かったのは同県下の川原で、子どもたちと川遊びに興じ、流しそうめんなどをして楽しむ様子がオンエアされ、紗栄子は“普通のママぶり”をアピール。しかし、彼女が自宅で家事をしたり、子どもたちの食事を作ったりといったシーンは皆無。
そして、撮影場所は東京に移り、雑誌のモデルとしての写真撮影シーン、美容・ファッション系の商品プロデューサーとしての打ち合わせを、テキパキと3件こなしたり、コスメショップで市場調査する姿が流された。
紗栄子によると、芸能活動での収入が少なかった17歳の頃から商品開発を始め、通信販売したところヒット。現在は自身の事業や、企業とのコラボ商品のプロデュースを手がけており、これまでの累計の“経済効果”は300億円(自称)に上るという。ただ、そのブランド名やコラボ企業名や年商、年収が明かされたわけではなく、その収入でセレブ生活を送ることができていると称するには、説得力に欠けていた。
そのほか、ロンドンでは車を使わず、電車やバスで移動していると発言したり、ふだん使っているバッグを見せて、高級ブランド品ではないことを示したり、“庶民派”ぶりをアピールしていた。
「そもそもロンドンを拠点にしている時点でセレブなんです。仕事があるときや、学校の休みのときは帰国しているのですから、その滞在費用や航空運賃もバカにはならず、とても庶民にマネはできません。息子たちは全寮制のため、ふだんは育児の必要はなし。子どもと遊ぶシーンはあっても、料理など家事や育児をしているシーンがなく、この内容で『子育てしています!』と言っても一般から共感は得にくいでしょう。それに、この出版不況の時代、雑誌のモデルでは大きな収入にはつながりません。商品プロデューサーをやっていると言っても、売れているのかどうかはわかりませんよ。事業の年商とか、コラボ企業での売り上げがどれくらいあるとか数字をある程度は公表してもらわないと……。結局、この番組で、よくないイメージを払拭したかったんでしょうけど、疑惑は晴れませんでした」(芸能ライター)
改めて説明するまでもないが、紗栄子は2007年11月、当時北海道日本ハムファイターズに所属していたダルビッシュ有投手と“できちゃった婚”。ダルビッシュ投手は、そのオフの契約更改で年俸7,200万円(推定)から、2億円(同)プレーヤーとなり、11年の年俸は5億円(同)まで跳ね上がった。
ダルビッシュ投手とは、別居をへて、12年1月に離婚が成立。それと同時に、MLB・レンジャーズと6年総額6,000万ドル(同=出来高含む)で契約合意。離婚時、紗栄子へは養育費を支払うことが明らかになっており、ダルビッシュ投手の年俸からして、それが“高額”であることは想像に難くない。
その後、15年12月から、通販サイト「ZOZOTOWN」を運営するスタートトゥデイ社長の超セレブ・前澤友作氏と交際。その関係は17年8月で終止符が打たれたが、“恩恵”を受けたことは否定できないだろう。
紗栄子が現在セレブ生活を送ることができているのは、「自分で稼いだカネ」と主張したい気持ちはわからぬでもないが、そのベースにあるのは、ダルビッシュ投手からの多額の養育費であることは否定できないだろう。どうしても、そういったイメージを払拭したいなら、事業の年商や、コラボ企業でのプロデュース商品の売上高などを示すしかないのでは?
(文=田中七男)
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