みやぞん、チャリティーランナー見事完走で“好感度アップ”も、業界内では「使いづらい」の声
#お笑い #日本テレビ #24時間テレビ #ANZEN漫才 #みやぞん
日本テレビ系『24時間テレビ 愛は地球を救う41』(8月25、26日放送)でチャリティーランナーを務めた、お笑いコンビ「ANZEN漫才」のみやぞん。番組初となるトライアスロンに挑戦し、見事生放送内でのゴールを果たした。
「それなりに感動的で番組としは成功だったと言えるでしょう。番組のマンネリ化についてはどうしようもないですけどね。そもそも走る理由もわからないし……」(テレビ局関係者)
『24時間テレビ』のチャリティーランナーに起用されたタレントは、その後、日本テレビの番組に出演する機会が増えると言われているが、みやぞんについては「使いづらい」という意見も多いようだ。
「いわゆる“天然キャラ”なのでバラエティー番組では“イジってナンボ”なんですが、みやぞんの場合は基本的に『いい人』というイメージがあるので、あまり強めにイジると視聴者から反感を買ってしまいがちなんです。どうしても“イジメ”に見えやすいので、扱いが難しい。しかも、『24時間テレビ』でランナーをやったことで、“いい人”キャラがさらに強くなるわけですから、なおさらイジり方が難しくなりそうです」(同)
バラエティー番組に関わる放送作家はこう話す。
「出川(哲朗)や狩野(英孝)であれば、“プロのイジられ屋”として強めなイジりでも上手く転がってくれるんですが、みやぞんはまだ、そこまでではない。だからこそ、運動神経の良さや音楽的才能を番組でフィーチャーするんですが、そのあたりではもう笑いを作るのも大変。制作サイドとしては、みやぞんをいかに面白くするかということに苦心しているのが現状でしょう」
浅井企画所属のみやぞんだが、事務所の先輩にあたるキャイ~ンのウド鈴木を引き合いに出されることも多い。
「“いい人”で“天然キャラ”ということでは、みやぞんはまさにウドの直系ですね。みやぞんが出始めた頃は“ウド鈴木の再来”と呼ばれていましたし。ただ、ウドさんの場合は、全幅の信頼をおいている相方の天野(ひろゆき)さんが彼を上手くコントロールして、扱い方を提示していました。でも、みやぞんの相方であるあらぽんは、そこまでテレビに出ることないし、お笑いスキルが高いというわけでもない。正直、バラエティー的にもあらぽんは戦力としても期待されていないし、みやぞんの扱い方も提示しない。なかなか厳しいですね……」(同)
好感度が高いがゆえにイジりづらいが、イジらないことには良さが引き出せないみやぞん。そのジレンマを解消するには、もう少し時間がかかりそうだ。
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