上沼恵美子の逆鱗に触れるも、素早くネタに昇華! 三四郎・相田周二のタフネスさ
#三四郎 #上沼恵美子
■上沼に叱られた経験を歌にした相田
「若手が上沼に厳しく言われる」という構図には既視感がある。例えば、『M-1グランプリ 2017』(テレビ朝日系)で「好みではない。よう決勝残ったな」と上沼から酷評されたマヂカルラブリー。また、「あの“どつき”はいるんやろか」と、持ち味を全否定するような寸評を与えられたカミナリもいる。これらの出来事は賛否を呼んだ。
そう、話題になるのだ。なんだかんだ「上沼恵美子からダメ出しされた」という経験は、おいしい“引き”になる。
8月22日放送『イッテンモノ』(テレビ朝日系)にゲスト出演したのは、アンミカ。彼女は前述の『快傑えみちゃんねる』で三四郎と共演しており、相田の姿を見るや口を開いた。
アンミカ「こないだ、上沼さんの番組で(相田が)むっちゃ怒られてた!」
相田「『レディーファーストって、もうそろそろよくないですか?』っていう提案をしたんですよ。そしたら、僕がノーガードで進んでたらしくてボッコボコに殴られたんです」
アンミカは何かつらいことがあっても、ポジティブな歌にして忘れることが得意。例えば、最近の彼女はiPadからiPhoneへ履歴を移行するつもりが失敗してデータが全消えしてしまったという。そういうことを彼女は歌にする。
「履歴が消えた~ でも、これが、きっと、過去とサヨナラ きっと、何かの浄化♪」
このノリにあやかり、相田もつらい出来事を歌にした。
「上沼恵美子にしこたま怒られた 上沼恵美子さんに、しこたま怒られた~ でも、名前を、覚えてもらった~ こんなことでも~、名前を覚えてもらったから僕はハッピ~!」
「ピンチはチャンスである」ともいえる芸能界。災い転じて福をなす。無視されるよりも、注目を浴びたほうがマシ。大御所からの公開ダメ出しを「おいしい」と思えないようでは、芸人なんてやってられないはずだ。
(文=寺西ジャジューカ)
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