“ローション”が絶品パスタに!? AbemaTV『日村がゆく』またも地上波のコンプラに殴り込み!
#バナナマン #日村勇紀 #AbemaTV
コンプライアンスが厳しくなる一方の昨今。食べ物をムダにするような描写が映った途端、「この後、スタッフがおいしくいただきました」とテロップを表示させるのはバラエティの常套手段だ。
そんな中、チャレンジングな試みを決行するのは、やはりAbemaTV。8月15日放送の『日村がゆく!』が行ったのは、「世界初!?『ローション』を使った本気の料理!」なる企画である。
中島化学産業が製造する「ペペローション」は、毎日20本飲んでも体に害がないという安全性を売りにしている。すなわち、食材としてなんの問題もないということ。
実は同番組と「ペペローション」の関わりは深く、今まで幾度もローションにまつわる企画を行ってきた。時には、グラスに注いだローションを日村が一気飲みしたこともある。その時のリアクションは「無味無臭で、ただのトロトロ。だから、逆に気持ち悪い。気持ち悪り~!」であった。ローションは人体に無害だが、マズイのだ。
そんなローションを用い、真っ当なグルメ企画を行いたいと番組は立ち上がった。マズイ料理を食べた芸人がリアクションする凡庸な展開ではなく、ローションを使っておいしい料理を作ろうという方向性だ。何しろ、番組が今回オファーしたのは、人気イタリアン料理研究家のベリッシモ・フランチェスコ氏である。
「(ローションの)ヌルヌルを生かさなきゃならない。ヌルヌルをおいしくすれば、その料理はおいしくなる」(ベリッシモ)
意気込み十分だが、何せローションはとてもマズイ。たとえ一流シェフでも、きっと苦戦するはず。
まず、トマトソースに混ぜてパスタソースにしようと、1瓶分のローションをフライパンに丸々注いだベリッシモ。旨味成分の宝庫・トマトならばローションの無味を打ち消してくれる。そう期待したが……。
「ちょっと待てよ、これマズイ。ゴホッ、ゴホッ!」(ベリッシモ)
ベリッシモは露骨に顔を歪ませ、咳き込んだ。
そして、早くも「無理かもしれない」と諦めかける。
「ローションを料理にするなんて聞いたことねえ。なんだ、これ? なんだ、この企画! 考えた人、頭おかしいって!!」(ベリッシモ)
無茶な食材を前に、ついに彼はキレてしまった。
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