堀北真希が専業主婦をやめて芸能界に復帰するメリットは?
2017年2月に所属事務所を退所した堀北真希(29)。2015年に山本耕史(41)と電撃入籍、2016年12月に長女を出産、そして20代の若さで“引退”し、彼女は伝説の女優となった。表舞台から姿を消しておよそ1年半が経つが、メディアは彼女の動向を追い続けている。
6月には、堀北真希が「早ければ10月期の月9で復帰」するといった情報も出ていたが、10月放送開始のフジテレビ系連続ドラマ“月9”枠は、鈴木保奈美(52)と織田裕二(50)主演による『SUITS』に決定したと、正式に発表されている。
そして8月、「週刊女性」(主婦と生活社)が報じた「堀北真希さんの存在が大きすぎて乱れる、桐谷美玲と事務所のパワーバランス」なる記事によれば、堀北真希の復帰はまだまだ難しいらしい。堀北真希の元所属事務所は、知人経由で彼女と接触し、芸能界に復帰する気がないか探りを入れるも、彼女は「即答で考えられないとバッサリ」。堀北真希、もう全く持って芸能界に未練がなさそうである。
しかし堀北真希の復帰を期待する広告関係者は多いらしく、元所属事務所には「堀北真希が他の事務所から復帰することだけは避けたい事情もある」という。堀北真希は “休業”ではなく“退所”を選んだが、芸能界引退を明言したわけではないことから、育児が落ち着いたら戻ってきてくれるのではないかとの期待があるようだ。
堀北真希が抜けたことによる穴は大きく、事務所は桐谷美玲(28)に依存している状態だったが、桐谷美玲も今年7月に三浦翔平(30)との結婚を発表。事務所側は「交換条件のように」活動休止しないよう念押ししたという。一方の桐谷美玲は「入籍を認めてくれなければ事務所を辞めますというぐらいの勢い」だったそうで、「彼女に抜けられると困る事務所と、桐谷とのパワーバランスもおかしくなり、ワガママがエスカレートしないかピリピリしているよう」とのことだが、それゆえに事務所が桐谷美玲以上の“稼ぎ”が期待できる堀北真希の復帰を熱望しているのであれば、身勝手な話だ。堀北真希は事務所を押し切る形で電撃入籍や引退を選んだといわれているが、事実であれば、そのような結果から事務所は何も学んでいないのだろうか。
事務所を退所した現在も常に動向が注目され、時には夫・山本耕史との不仲が囁かれ……という状況にある堀北真希だが、彼女が芸能界での仕事を再開することのメリットがどこにあるのか、正直なところよくわからない。もし仮に復帰するとなったら、仕事がある時は子どもを保育園やシッターに預け……といったライフスタイルの変化だけでなく、恐らくメディアはまたもや復帰事情についてあれこれと詮索し、報じていく。そしてそれは堀北真希や彼女の家族にとって必ずしも好意的な内容ではないだろう。いわば、好奇の目に晒されるのだ。それでも戻りたいと思えるほど、芸能界は堀北真希にとって価値あるものではない、ということではないのか。
要するに、堀北真希本人の意思とは全く無関係なところで、彼女が芸能活動をすることでの経済効果に期待する人々が復帰を待望しているだけのことだ。堀北真希にとって、デメリットを負ってもなお「戻りたい」と思えるほどのメリットが提示できなければ、彼女の復帰はないだろう。
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