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日刊サイゾー トップ > エンタメ > ドラマ  > 『ヒモメン』『おっラブ』便乗で賛否

窪田正孝と勝地涼の同居を描いた『ヒモメン』、『おっさんずラブ』に便乗でOL民から賛否

テレビ朝日系『ヒモメン』番組公式サイトより

 土曜ナイトドラマ枠で放送中の『ヒモメン』(テレビ朝日系)。窪田正孝のクズなヒモ姿もすっかり見慣れてきましたが、18日放送の第4話では、同枠で前クールに放送された『おっさんずラブ』を思わせる演出がチラホラ登場し、視聴者を沸かせていたようです。

 ということで、まずはあらすじから振り返っていきたいと思います。

(前回までのレビューはこちらから)

■ヒモ男、働く

「どうしても私と一緒にいたいなら、就職して。じゃなきゃ 付き合えない!」

 彼女であるゆり子(川口春奈)にそう言われて、部屋を追い出された彼氏でヒモの翔ちゃん(窪田)は、看護師であるゆり子の勤務先の病院の医師・池目(勝地涼)に言われた「君も一緒に住んでみる? 春日さんが僕を選んだ理由がわかると思うよ?」という嫌味を真に受けて、池目先生のマンションに転がり込みます。

 ニートの翔ちゃんに、池目先生は、ツテがあるという大手電機メーカー・ヒエラル電機の人事担当との面接をセッティングしてくれました。が、それはゆり子のことが大好きな池目先生が2人を別れさせようと企んだもの。そんなこととは知らず、「サラリーマンは領収書を切れる。領収書をもらえば会社から経費としてお金が戻ってくる」と聞いた翔ちゃんは目をキラキラさせながら、やる気を出すのでした。

 面接当日。翔ちゃんは「シャオチャン」という中国のエリート技術者に間違われてしまい、開発室長の手柴(長谷川朝晴)に別室へと連れていかれ面接をパス。手柴はAIロボット開発プロジェクト存亡の危機に立たされており、いかにもそれっぽいいでたちで現れた翔ちゃんをシャオチャンだと勘違いし、翔ちゃんもまた、「シャオチャンさん」と自分を呼ぶ手柴らに何の疑問も持たず、開発メンバーの一員に。

 そんな中、ライバル社のホラクラ電機がAIロボットの開発に成功し発表会を行うという情報が入り、手柴らも同じ日に発表会を行うことに。そこでようやく自分が「シャオチャン」に間違えられていることに気がついた翔ちゃんは、手柴に自分はただの無職であることを白状。崖っぷちの手柴ら開発チームは、翔ちゃんの提案にのって、ズルをして会社を騙す作戦に出ます。

 そして発表会当日、AIロボット・ウシボの机の下から翔ちゃんが声をあてるという何とも原始的な方法で乗り切ろうとしますが、ゆり子と一緒に発表会に来ていた池目先生がそれを見抜いて妨害をしてきたため、常務の黒川に不正がバレてしまいました。

 黒川は、ロボットを開発できなかった手柴らに責任を取れと言い放ちますが、黒川の横暴さに嫌気がさしていた手柴たちは、「あんたのご機嫌伺いはもううんざりだ!」と、会社を辞めると宣言して去っていきました。

 その場に残った翔ちゃんは、ロボット用のヘッドマイクをしたまま、黒川常務の経費の着服をベラベラとしゃべった挙句、「僕もゆり子と経費で旅行に行きたい」「辞めるわけにいかない!」と堂々と宣言。もちろん、その音声は会場内に響き渡り、黒川の悪行はイベント参加者たちにバラされてしまいました。

 その後、手柴ら開発チームのメンバーは、「高度な技術をライバル社に明かす、その心意気に打たれました」と、ホラクラ電機の室長からスカウトされます。翔ちゃんの正体をバラそうと、翔ちゃんが家に忘れていったロボットの資料を「碑文谷翔」の名前で会社に送っていた池目先生ですが、誤ってライバル会社であるホラクラ電機に送ってしまったようです。

 そして、ゆり子はというと、最初は翔ちゃんが働いていることを疑っていましたが、手柴に「あなたは 最高のビジネスマンだ!」と感謝される翔ちゃんの姿を見て、「仕事お疲れさま」と翔ちゃんを許し、2人で仲良くゆり子の部屋へ帰るのでした。めでたし、めでたし。

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