『健康で文化的な最低限度の生活』魔性の女・吉岡里帆、か弱さをチラつかせ田中圭と井浦新を手玉に?
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吉岡里帆が新人ケースワーカー役で主演を務めるドラマ『健康で文化的な最低限度の生活』(フジテレビ系)の第6話が21日に放送され、平均視聴率4.9%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)を記録。2週連続で、打ち切りのデッドラインといわれる5%を切ってしまいました。
(前回までのレビューはこちらから)
今回も前回に引き続き、鬱病を抱えて働けず、生活保護受給を申請中の島岡光(佐野岳)がメイン。父・雷(小市慢太郎)に対して何やら恐怖心を抱いている様子の島岡は、前回終盤、その雷が上京したことを知り、半狂乱状態に陥り自殺未遂を起こしてしまったのです。
危うく自殺者を出すところだった……。事態を重く見た福祉生活課の係長・京極大輝(田中圭)は、島岡を担当する義経えみる(吉岡)をはじめ、課員を集めて緊急会議を行います。
そこで前回、島岡を父親に会わせるのは早急すぎると主張し、京極と対立したケースワーカーの半田明伸(井浦新)が、「命を守れなければ、生活保護は一体何のためにあるのか」と、島岡を全力で守るよう、皆を鼓舞します。
そして、扶養照会を押し進めたことに責任を感じた京極とともに、えみるは島岡が入院する病院を訪問。そこで医師から、島岡が幼少期に雷から性的虐待を受け、PTSD(心的外傷後ストレス障害)を抱えていることを知らされ、大きなショックを受けてしまいます。
その帰り道、島岡を手助けする自信を失ったえみるは、「私、これ以上背負いきれません」と、京極に対して弱気な姿を見せます。また、別の日には、「何でこんな使えないんだろう、私って」と、半田に対して落胆する姿を見せるのでした。
そんな中、雷が京極の名刺を使い、島岡のいる病室へ強行突破を図ろうとする事態が起きます。報せを受けたえみるは病院へ直行し、雷を阻止しようとするものの、力ではかないません。と、そこへ京極が駆けつけ、建造物侵入罪と公務執行妨害をタテに即刻引き返すよう命じ、雷が折れたことで収束します。
さらに、親子関係に問題アリと認められたことで、生活保護受給の申請が通った島岡から、えみるは感謝の意を伝えられます。ケースワーカーとしての喜びと自信を取り戻したところで、今回は終了となりました。
さて感想。前回、島岡の扶養照会の是非をめぐり、京極と半田が中途半端に対立する流れとなりましたが、結局、大して盛り上がりもせぬまま終了といった感じになりました。ひねくれた見方をすれば、仕事上の対立ではなく、若い子(えみる)にイイところを見せたい中年2人の意地の争い、という構図にも見えたんですよね。
そんな2人の心を弄ぶかのように、わざわざ2人きりになったところで、目をウルウルと潤ませ、仕事上の悩みを打ち明けるえみる。これ、ズル過ぎます。魔性の女です。ほとんどの男がコロッといっちゃうんじゃないですかね。
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