窪田正孝のヒモっぷりが気持ちいい『ヒモメン』、“腹黒”勝地涼の存在意義って?
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カメレオン俳優・窪田正孝が川口春奈のヒモに扮し、ダメ男好きのダメ女たちを着々と量産しつつあるドラマ『ヒモメン』(テレビ朝日系)。11日放送の第3話も、ヒモ、というより、主人公のクズ人間っぷりが露呈されたエピソードとなりました。
ということで、今週もあらすじから振り返っていきたいと思います。
(前回までのレビューはこちらから)
■国会議員VSヒモ
相変わらず働く気ゼロの翔ちゃん(窪田正孝)。ゆり子(川口春奈)は、毎日お小遣いの500円を鍵付きの金庫に入れ、「仕事を探すか、家事をするか、そのどちらかに取り組んだら4桁の暗証番号を教える」というルールを設けます。自分の誕生日が間近に迫っていることを翔ちゃんにアピールしたいゆり子は、自分の誕生日を暗証番号に設定していたのです。
でも、そんなの乙女心も虚しく、鍵を開けられず工具で無理やり金庫を開けようとする翔ちゃんにゆり子はブチ切れ。お小遣いナシを宣言された翔ちゃんは、ゆり子が仕事に出かけた後、引き出しから1,000円のお食事券3枚を見つけます。これは、ゆり子が誕生日に翔ちゃんと一緒にファミレスで食事をしようと思い、大事にとっておいたものでした。
もちろん、そんなこととは知らない翔ちゃんは、お食事券を握りしめ行きつけの居酒屋へ。そこでカレーの大食いに成功すると賞金1万円がもらえることを知り、チャレンジするも食べすぎで胃を壊した翔ちゃんはゆり子の病院へと運ばれます。
翔ちゃんが大事な食事券の1枚を使ったと知ったゆり子はがく然。ゆり子を翔ちゃんから引き離したい医師・池目先生(勝地涼)の入れ知恵もあり、ゆり子は「好きな人ができたの」と、池目先生と付き合うという“ショック療法”を翔ちゃんに施します。
病院には、公費の不正使用疑惑で追及を受けている国会議員の森山(西尾まり)が偽装入院してきます。その矢先、お食事券の残り2枚がなくなっていることに気づいた翔ちゃん。偶然にも、森山と秘書の長谷部(小沢真珠)の会話を聞いてしまい、「おしょくじけん」というワードに反応した翔ちゃんは、話の流れから、長谷部が自分の「お食事券」を盗んだのだと思い込み、取り返せばゆり子も自分の元へと返ってくるはずと、長谷部が犯人だという証拠を集めはじめます。
そんな中、どこからか情報が漏れ、森山の偽装入院がネットニュースに。森山の病室の担当であるゆり子が真っ先に情報流出の犯人に疑われてしまい、何かしらの処分を下されることに……。
森山は、秘書・長谷部の指示で、記者会見を開くことになります。記者から「汚職事件」ではないかと問い詰められ、たじろぐ森山。そこに現れたのは、なんと翔ちゃんでした。彼は病室での森山と長谷部の会話をちゃっかり録音しており、その音声には、「剛満建設の奥山部長と食事してきました」「先方は2,000出すと言っていますよ」「証拠は残らないようにやりますから」という長谷部の声がはっきり残っていました。
結果、長谷部の夫と関係を持ったことで弱味を握られていた森山は、長谷部が小学校用地買収と建設工事にからみ建設会社から金銭を受け取っており、それを口止めさせていたと告白。「お食事券」と「汚職事件」を間違えるという“人生最大の勘違い”をした翔ちゃんによって、「汚職事件」の全貌が明かされるという、まさかの幕引きとなりました。
翔ちゃんの「お食事券」はというと、ズボンのポケットにしっかり入っていました。なお、マスコミに情報を流したのも長谷部ということが明かされたため、ゆり子の疑いも晴れ「私の危機を救ってくれた」と、2人は仲直り。翔ちゃんは、ゆり子が欲しがっていたネックレスをプレゼントします。
しかし、それは森山の偽装入院の証拠となる写真を撮った報酬として週刊誌記者にもらった1万円とカレーの大食いの賞金で買ったもの。とうとう堪忍袋の緒が切れたゆり子は、もらったネックレスを引きちぎり、「もう無理。 別れよう」「出てって!」と翔ちゃんを部屋から追い出します。ついに、ヒモ男の更生を諦めるのでした。
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