吉沢亮の子犬感に悶絶の『サバイバル・ウェディング』、「女が惚れる」波瑠の魅力全開でベタ展開も何のその
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11日放送の波瑠主演ドラマ『サバイバル・ウェディング』(日本テレビ系)第5話の視聴率は9.1%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)と、前回から1.3ポイントアップ。ドラマも中盤にさしかかりましたし、この調子で挽回を図りたいところです。
さて、第4話では、主人公・さやか(波瑠)が30歳の誕生日当日に、風間俊介演じる元カレ・和也にボロボロに傷つけられるという和也メインのストーリーが進行し、“爽やかイケメン王子”こと祐一(吉沢亮)の出番が少なかったため、視聴者から「もっと王子が見たい」という声が上がっていました。
そんな期待に応えるかのように、“祐一回”となった第5話。まずはあらすじから振り返っていきたいと思います。
(前回までのレビューはこちらから)
■トラブル発生→朝まで作業で仲が深まるベッタベタな展開
さやか(波瑠)は、「三十路突入記念企画」として、スポーツメーカーとタイアップしたボディメイク特集を担当するよう、「riz」編集長・宇佐美(伊勢谷友介)に命令されます。
“美”の本質は“健康”だと唱える宇佐美は、「ウエスト7:ヒップ10」のメリハリボディを手に入れ、自分の肌やスタイルに自信を持つことができれば、祐一(吉沢)をデートに誘いやすくなり、かつ、好きな男をデートに誘うことがボディメイクを成功させるモチベーションになると力説。祐一との仲を進展させたいさやかは、宇佐美の指示に従い、バランスのとれた食事やヨガ、ジムでのトレーニングを始めることに。
その甲斐もあって、少ずつ自信を持てるようになったさやかは、宇佐美が言う通り“安くてうまい居酒屋に誰よりも詳しい”という自分の強みを生かして“小汚い居酒屋”に祐一を誘います。「一人だと入りづらい居酒屋があるから」と彼を頼ることで、「女にいいところを見せたい」という男の本能を刺激し、「男に力を使わせてそれを認める」という作戦です。
当日、さやかは「素敵女子があえて居酒屋に来た」という設定で、膝より上の可愛らしいワンピースを着て気合を入れたものの、偶然店にやってきた編集部員・鉄男(前野朋哉)に見つかったことで、素顔がバラされその設定は崩壊。さらに、祐一に仕事でトラブルが起きたという連絡が。製作会社のミスで、「riz」の付録になる川村製薬の保湿シートに同封するチラシに誤植があったというのです。仕方なく、デートは中断となります。
祐一の後を追い、倉庫でチラシの差し替え作業を手伝うさやか。「riz」の初版は6万部ですから、一人でどうこうできる数ではありませんが、祐一は決して周りに頼ろうとはしません。自分のミスでもないのに、一人で背負い込もうとします。様子を見に来た川村製薬の永瀬課長(野間口徹)は、柏木コーポレーションの御曹司でもある祐一に、「父親の力に甘えて小さな仕事には手を抜くなんて」と、厳しい言葉を浴びせました。
祐一は、父親のコネで今の会社に入社したため、親の力に頼らず、自分の力で周囲に認めてもらおうと、頑張りすぎていたようです。そんな彼にさやかは、「私、2コ年上だから甘えていいです」と優しい言葉をかけるのでした。
その後は、さやかのライバルである川村製薬の栗原美里(奈緒)が差し入れを持って手伝いに来て修羅場になりかけたりしますが、3人仲良く作業を進め、製作会社の人たちも遅れて合流して朝にはなんとか作業が終了。祐一は今回のトラブルについて、「riz」編集部へ謝罪に行くと約束し、さらに「次は僕に誘わせてください」とさやかを食事に誘うのでした。
■波瑠の“良さ”がジワジワ
ということで、ハプニングのおかげで祐一との距離をグッと縮めることができたさやか。予期せぬトラブルを乗り越えたことで、連帯感や恋愛感情が芽生えるという“つり橋効果”的エピソードは、これまでにもさまざまな作品で散々描かれてきました。
それだけに、視聴者からは、「ベタだな」「東京では、毎日どこかの倉庫で残業しなきゃいけない決まりでもあるの?(笑) 」という声が。また、途中、さやかと祐一が倉庫の窓から夜景を見るシーンでは、「作業せい!」「お前ら夜景見てる場合じゃねえぞwwww」と冷静なツッコミも。
その一方で、3歳サバを読んでいたことを正直に告げたことで、本当は三十路であることが知られてしまったさやかの “吹っ切れた”感が、よく表れていて、見ていて気持ちよかったです。
「仕事がうまく行かない時って誰かに甘えたり、愚痴を言ったりしながらやればいいと思うんです」「つらい時に誰かに助けられると、一人じゃ生きていけないことが分かるから、人に優しくなれるじゃないですか」
と、祐一を優しく諭すさやかには、「エエ子やな〜」「これは惚れるわ いいお姉さん」「さやかは女が惚れる女性」と、視聴者も大絶賛。きっと、前回、祐一からのお誕生日おめでとうメールに励まされた彼女だからこそのセリフだったのでしょう。ほかにも、ライバル・栗原が差し入れたサンドイッチを素直に「美味しい!」と言ったり、自分にないものを持っている彼女を受け入れたところも、まったく嫌味がなかったし、スッと入ってきました。
当初、美人な波瑠ちゃんが元カレに婚約破棄されたアラサー女を演じることに違和感がありまくりでしたが、このシーンの波瑠ちゃんはとってもナチュラルで、一つ一つのセリフがよくハマっていたように思います。
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