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日刊サイゾー トップ > エンタメ > テレビ  > 誕生日の風潮におぎやはぎがメス!

人気者の「誕生日は祝われて当然」風潮に、おぎやはぎとダウンタウンがモノ申す!

AbemaTV『おぎやはぎの「ブス」テレビ』より

「世間にあふれているのは美人やリア充向けの情報ばかり……。でも、ちょっと待ってほしい! 世の中『ブス』の方が多数派でしょ! 『ブス』のいうことに耳を傾けやしない世の中に『ブス』のホンネをお届けします!」

 そんなコンセプトでブスを自認する女性タレントたちが語り合うのは、AbemaTVで放送中『おぎやはぎの「ブス」テレビ』だ。

 冒頭に記したコンセプトを、筆者なりに少し掘り下げてみた。世間にあふれているのは、美人側が発信する声ばかり。数の論理では負けてないはずなのに、ブス側の意見はマジョリティにくくられてしまっている。でも、この番組では、ブスは堂々と美人寄りの情報に抗えるし、不平不満をあらわにできる。美人がブスを叩けばただのいじめに映るが、ブスが美人を叩けばレジスタンスになる。狙われる側よりも狙う側のほうが強い。世間からないがしろにされたブスたちが銃口を中央(世間や美人)に向け、気兼ねなくスナイパーになれる異端の場がこの番組だ。

■祝われ慣れしているからこその心理と失態

 8月13日放送回は、司会であるおぎやはぎの小木博明が16日に迎える誕生日を祝した「小木博明 ハッピーブースデーSP」であった。

 今回、番組は出演者たちに「ブスはどのように誕生日を迎えるのか?」を質問。すると、数々の悲しきエピソードが本人らの口から明かされたのだ。

・彼氏と会う約束をしていたら「仕事で遅くなる」と連絡があった。日付が変わりそうだったので激怒すると、車を飛ばし来てくれようとした。でも、飛ばしすぎてスピード違反で捕まり、「お前のせいだ」と罰金を請求される。

・必ず事件が起こる。例えば、ブスの友だちがイケメンに告白して成功したり、バイト先のおじさんが下着泥棒で逮捕されたり。結果、人の目がそっちに行ってしまい、自分のことが忘れられる。

・バイト先で「誰か、ハッピーバースデーの歌を歌ってあげなよ」という流れになるも、「俺、扁桃腺腫れてて……」「あんまり誕生日の曲知らないんだよね」と、やんわりと全員に拒否されてしまう。

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