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日刊サイゾー トップ > エンタメ > テレビ  > つぶやきシロー、まったくウケず

バナナマン日村も大ショック! つぶやきシローの「90年代あるある」がJKにまったく通じず……

 理解してないのに、まだ「スマホあるある」を読む2人。続いてはこれだ。

「ダサい人ほど落としても壊れない丈夫なスマホケース使っている」

 日村は、さっきのWi-Fiあるあるよりも共感できてなさそうだ。

「なんなの、これ? これ、偏見でしょ(笑)。あるあるではなくない? あるあるなの、これ!?」(日村)

 いや、そもそも「あるある」は偏見込みの見方から生まれたもの。バッチリ、成立してる。その証拠に、このスマホケースあるあるに若者らは爆笑したのだ。「アハハハハッ!」「ウチら、ウチら!」と、どストライクに入った模様。

「あるある」というシステムは、もちろん現在も有効だ。レイザーラモンRGは今もあるあるで爆笑をさらっている。とはいえ、過去の遺産で勝負し続けることはできないはず。それは、高校生のリアクションがしっかり証明している。

「あるある」という枠にこだわっても、その枠の中でブラッシュアップは必要。しかし、それがなかなかできないのだ。例えば、筆者は「学校の先生を“お母さん”って呼んじゃう時あるよね」が現在では通用しない事実にショックを受けている。そんな時代の移り変わりに気づける芸人が、どれほどいるだろうか?

 もちろん、お笑いの客層は若者だけじゃない。そこが悩みどころである。時代(若者)に歩調を合わせるか、自分流を頑なに貫くのか? お笑いの難しさを再確認した回だった。

(文=寺西ジャジューカ)

最終更新:2018/08/27 09:22
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