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ビームスは高いだけでダサい!? 「ジップロック」との異色コラボで思い出される黒歴史

BEAMS COUTURE 特設サイトより

 ビームスが8月15日、「ジップロック」とのコラボアイテムを発売し、話題となっている。 

 今回のコラボでは、ジップロックのバッグシリーズを用いたアイテムを制作。トートバッグ(¥11,000/税別、以下同)やウエストポーチ(8,800円)、傘(9,200円)、エプロン(¥10,000)、キャップ(9,000円)など全9商品がラインナップ。女優の永野芽郁が出演するテレビショッピング風のウェブCM動画も話題を呼んでいるが、その奇抜なデザインと価格に、ネット民は驚愕。「欲しい!」「最高に面白すぎでしょ」といった好意的な意見のほか、「えっ、これかわいいの?」「普通にダサい」「もうファッションがよくわからない」「ビームスとコラボするだけで、この値段って」といった声や、「リアル財布がジップロック」「母親に『作ってやるよ』って言われた」などの報告も相次いでいる。

 ビームスといえば、過去にもさまざまなブランドやミュージシャンとコラボしているが、今回同様、イケてるものばかりではない。

B’z オフィシャルサイトより

 たとえば今年6月、B’zデビュー30周年を記念してコラボしたパーカー。有楽町で行われた「B’z 30th Year Exhibition“SCENES” 1988-2018」の会場で販売されていたもので、ブラックの生地に、グレーで両腕に“SCENES”のロゴが各4カ所入っているのだが、ネット上ではファンから「ダサすぎる」との声が相次いだ。

「WEAR」より

 また、2015年には『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』の公開に合わせ、劇中のキャラクターが描かれたアイテムを販売。浮世絵をモチーフにしたダース・ベイダーが背面に刺繍され、胸元部分にはカタカナで『スター・ウォーズ』と書かれたスカジャンがファンから大不評を呼んだ。

「セレクトショップの草分け的存在で、ポップでキャッチーなアイテムが多いビームスですが、『無駄に高いだけ』『しょせん学生向け』といった声は少なくありません。他ブランドと似たようなデザインが多いし、“ただの白いTシャツが、なんでこんなに高いの!?”って、よく編集部内で話題になっていました。高校生~大学生、専門学生向けの雑誌では取り上げることが多いですが、いい年した大人が着てると、ちょっと……といった感じですね」(元ファッション誌編集)

 以前、同社の設楽洋社長は「日経ビジネス」(日経BP)のインタビューで「『面白そう』がなくなったらビームスはおしまい」と語っていたが、冒険的なコラボは同社の社風のよう。オシャレな人たちの発想は、凡人にはなんとも理解しがたい。

最終更新:2018/08/16 18:00
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