旬はとっくに過ぎたはずが……元テレ東・大橋未歩「あの過去」を抹消し、異例のブレーク中!
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■39歳、驚異の転身
また、39歳の転身は異例のことだ。現在活躍しているフリーの女子アナの、退社したときの年齢を列挙すると、
高橋真麻(元フジテレビ/31歳で退社)
田中みな実(元TBS/27歳で退社)
川田裕美(元読売テレビ/31歳で退社)
加藤綾子(元フジテレビ/31歳で退社)
と、やはり30前後で身の振り方を考えている。高橋のようにフジテレビ時代を不遇なまま過ごし、フリーになったというパターンは珍しいが、ほかはだいたい、自分の「旬」を見極めて決断している。しかし大橋アナは、局アナ時代に一度人気が出た、だいぶあとの転身だ。
そんな「出遅れ感」を自覚しているのか、彼女は収録の2時間前には局に入り、台本をチェック。業界の先輩やプロデューサーに挨拶回りをするなど、努力を欠かさないのだとか。
また、自らの武器でもある「テレ東の元アナウンサー」という肩書も切り売りする。「フジテレビの女子アナとは、ベンツ1台分、お給料が違うといわれていた」といった格差や、日テレのロビーにあるテレビモニターには日テレの番組が流れているのに対し、テレ東のロビーでは「他局の番組がバンバン流れていた」など社風の違いも告白し、周囲の笑いを誘っている。
さらに、10歳下のテレ東社員の夫との私生活も、求められるがままに話している。なんでも、夫は少し“変わり者”で、ビニール袋の中にiPadや財布などを入れて通勤しているらしい。また彼からは「おばさん」と呼ばれ、彼女自身も「母性を持て余している」そう。
さらに『1周回って知らない話』では、週2でやっているというホットヨガで自慢のボディを披露するなど、男性ファンをちょくちょく喜ばせる。
そんなサービス精神旺盛な大橋アナだが、唯一、語らない過去がある。それが、プロ野球・日本ハムの城石憲之・現打撃コーチとの結婚、そして離婚だ。城石氏とは、彼が東京ヤクルトスワローズ時代に知り合い、ゴールイン。だが、8年後の2015年に離婚、その1年後、先のテレ東社員との再婚を発表している。
大橋は13年に軽度の脳梗塞と診断され、約7カ月半の休養を余儀なくされた。現在も元気でいられる裏には、元夫・城石氏の献身的な看病があったといわれている。視聴者の中には、そんな恩があるにもかかわらず、彼を捨てたような形で離婚し、わずか1年で再婚した「不義理な女性」として、いぶかしげな目で見る者もいる。そして、そうした過去を語らない彼女に、さらに憤る者も一定数はいる。
それでも彼女は一切口をつぐんでいる。それが覚悟なのか、逃げなのかはわからない。だが、一度局を飛び出した身である。人生の局面としては、すでに逃げ場はない。フリー女子アナ戦国時代の中、不退転の決意で、どこまで突き進むのだろうか?
(文=都築雄一郎)
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