『健康で文化的な最低限度の生活』視聴率5%割れで打ち切り危機? 吉岡里帆の存在感が薄まるばかり……
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吉岡里帆が主演を務めるドラマ『健康で文化的な最低限度の生活』(フジテレビ系)の第5話が14日に放送され、平均視聴率4.8%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)を記録。打ち切りのデッドラインとされる5%台を、ついに割ってしまいました。
(前回までのレビューはこちらから)
ある日、島岡光(佐野岳)という青年が、生活保護申請のため福祉生活課の窓口を訪れます。面接相談員の川岸彩(鈴木アメリ)が応対にあたったところ、光の所持金はわずか43円。鬱病を患っていて、ここ数年は公園やネットカフェで暮らしてきたとのことです。
光はひとまず、区が管理する宿泊施設・あおい荘に身を置くことになり、担当ケースワーカーとして、義経えみる(吉岡)が指名されます。生活保護を受けるには一応、親族に扶養の余地があるかどうかを訊く“扶養照会”という手順を踏むことが推奨されているのですが、光は親について語ることを頑なに拒否しているため、えみるは頭を悩ませてしまいます。
この扶養照会をするしないを巡り、福祉生活課の係長・京極大輝(田中圭)と、えみるの先輩ケースワーカー・半田明伸(井浦新)の間で意見が真っ二つに割れてしまいます。鬱病を抱え、面接時に小刻みに体が震える光の様子から、半田は親族に話を通すのは時期尚早なのでは? という見解を示したのでした。
そんな中、えみるはなんとか、光から父親の名前を聞き出すことに成功。早速ネットで検索したところ、父親の雷(小市慢太郎)は、総合病院の院長を務めていることが判明します。そして、この報告を受けた京極は、半田の反対を押し切り、雷に扶養照会の手紙を送るよう、えみるに指示を与えます。
するとすぐ、雷が福祉生活課を訪れ、光が6年前に大学を中退して以来、音信不通だったことを打ち明けます。「光はウチで面倒を見る」と、雷が申し出たため、えみるはあおい荘に電話をかけるのですが、父親の来訪を知った光からは一方的に通話を切られてしまうのでした。
えみるはひとまず、雷をあおい荘へ案内するのですが、そこに光の姿はありません。同じ時刻、光は発狂したように街中を走り回り、駅のホームに飛び込んでしまっていたのです。そして、京極の元に警察から連絡が。光の運命はいかに? というところで終了となりました。
これまでの放送回では、すでに生活保護を受給している家族の問題が取り上げられてきましたが、今回は申請を出して保護が認められるまでの過程が描かれる回となりました。扶養照会という言葉を初めて耳にしましたけど、確かに養える家族がいるのであれば、国が保護する必要はありませんよね。
ただ、たとえ血の繋がりがあっても、感情的には赤の他人のように生きる家族もいるわけで、そこはケースバイケースなわけですね。それを見定め、1人1人しっかりケアしていくのが、ケースワーカーの仕事なわけです。
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