山根明元会長の「通訳」は“あの芸人”で決まり!? アマボク問題の東西格差
#お笑い #ボクシング
ここ数週間、世間の話題をかっさらったのは、日本ボクシング連盟の山根明元会長を置いてほかにない。反社会的勢力との交流を自ら告白し、自爆してしまった形だが、会長職辞任を明言してもなお、その動向に注目が集まっている。
各局ワイドショーではスポーツライターや敵方の「日本ボクシングを再興する会」メンバーが生出演し、山根会長の言動を分析しているが、予測不能な同氏の振る舞いに四苦八苦。専門家だからといって的を射た回答を導き出しているとは言い難い。
そんな中、注目されているのが元プロボクサーでお笑いタレントのトミーズ雅だ。4日放送のMBSテレビのレギュラー番組『せやねん!』では、山根氏を批判するも「僕が現役の時のリングサイドは、ほとんどこういう人です。僕は全然見慣れています」とコメント。
11日放送の同番組では、辞任会見後、報道陣に囲まれた山根氏がVサインやサムズアップ、OKマークなどのジェスチャーを連発した理由について「意味ないねん! 意味ないねん! ほとんどなんも意味がないの!」と断言した上で「めちゃくちゃこんなオッチャンおったっちゅうに。めちゃくちゃおったよ。こんなオッチャンばっかりやったんやで。生野区歩いとったら前から来る人こんな人ばっかりやで。あのしゃべり方とかね」と述べた。
これには、相方の健も「昔の人ってこんなんする人、おったんよ。死んだウチのオヤジもこんなことようやってた」と同調。口をふさぐポーズについても「洋画な。昔の洋画よう見てはるから。『ゴッドファーザー』、あんなジェスチャーあったわ、こんなん。大ボスな。マーロン・ブランド、こんなんするんや」と、山根氏が「一番好きな映画」と明かす『ゴッドファーザー』の影響を受けているのではないかと指摘していた。
「多くのワイドショーが、山根氏のあのジェスチャーの真意について特集する中、大阪特有の風土に絡めた雅さんの意見は斬新でした。実際、山根氏の言動を見ていると、そうかもしれません。実際、このネタは東京と大阪で温度差があり、東京は『けしからん』『事件化すべき』という怒りの反応がほとんど。一方の大阪では“お笑いネタ”扱いで、山根氏のことを『おもろいオッサンやなぁ~』と言う人も多いんです」(テレビ関係者)
山根氏の“通訳”には、雅がうってつけのようだ。
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