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日刊サイゾー トップ > エンタメ  > 東京五輪に関わりたい”あの人”……

東京五輪開閉会式統括責任者に野村萬斎が就任、賛否呼ぶも「あの人じゃなくてよかった」の声

東京オリンピック・パラリンピック公式ホームページより

 7月31日、2020年の東京五輪・パラリンピックの開閉会式の総合演出を担う「チーフ・エグゼクティブ・ディレクター」に、狂言師の野村萬斎が就任したことが発表された。

「野村は、人間国宝・二世野村萬作を父に持つ、重要無形文化財総合認定保持者。日本の伝統芸能をリードするとともに、若い頃から世界に目を向け、ジャンルを超えて海外のパフォーマーや演出家たちとも交流を続けてきた実績もある。日本の文化を世界に発信する上で、なるほど適任なのではと、多くの国民も納得する人選だったのではないでしょうか」(社会部記者)

 野村に加え、総合チームのメンバーとして椎名林檎の名前が挙がっていたことに、「なぜ?」と一部からは疑問の声も上がって入るようだが、それでも野村がチーフを務めるのなら、伝統と革新のバランスのとれたものになるのではと、期待の声のほうが大きそうだ。

 ここで気になるのは、東京五輪の演出に色気を見せながら、このメンバーに名を連ねることができなかった面々のことである。

「自分のキャリアに大きな実績を残せるため、東京五輪の会閉会式に関わりたいという、芸能人やアーティストは多かったですからね。ビートたけしはその1人。ヨーロッパなどでの評価から、本人も選ばれる可能性はあるんじゃないかと思っていた節があり、『入場式は、かったるいので競技場の下から一気にせり上がってくるのがいい。競技場の設計から関わらないといけない』などとプランを披露し、アピールしていました。フランスでは数々の勲章を授与されており、『勲章持ってるヤツがバカをやるから面白い』『もらえるもんはいくらでも欲しい』と明かしていたたけしにとっては、五輪の開閉会式の演出という肩書は何より欲しいものの一つだったはずですから、悔しい思いをしているのでは」(芸能記者)

 ほかにも、秋元康や宮崎駿、さらにはジャニー喜多川社長などの名前も浮上しており、本人たちもやぶさかではなかったはずだ。

「たけしや宮崎氏ならまだしも、ジャニーズなどが出てきて、ショボいパフォーマンスを披露した日には、日本の芸能文化のレベルの低さを世界に発信する、とんだ恥さらしになるところでしたから、まともな選考が行われ、ほっと胸をなで下ろした人は多かったのではないでしょうか」(同)

 しかし、喜多川社長は、まだあきらめていないという話がある。

「86歳になり、健康問題も不安視される喜多川氏は、東京五輪を勇退の花道にしたいという思いをずっと持っているといわれていますからね。なんらかの方法で食い込める方法はないかと、水面下で手を尽くしているともいわれていますね」(芸能リポーター)

 もう、やめておいたほうがいいような気がするが……。

最終更新:2018/08/13 11:00
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