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m-floのLISAも大活躍 バラエティー番組の“意外なミュージシャン”枠が活性化するワケ

日本テレビ宣伝部公式Twitter(@nittele_da_bear)より

 8月6日放送の日本テレビ系バラエティー番組『女が女に怒る夜』に、m-floのボーカル・LISAが出演し、業界内で話題騒然となっているという。

「女性有名人たちが、自分の思う“嫌な女性”について語り合うという内容で、LISAさんは姉御気質全開で、ブリッ子な女性や過剰に上品ぶる女性に対し、ズバズバと意見をしていました。その姿はなかなかのインパクトで、MCの上田晋也さんからは『オネエですか?』なんてイジられていましたが、『オネエです』と切り返す余裕も見せるなど大活躍。なんとも素晴らしいキャラクターを開拓したという感じです。今後はトーク番組にも呼ばれるのではないでしょうか」(放送作家)

同番組は昨年から不定期で放送されており、今回が3回目。大久保佳代子、いとうあさこ、MEGUMI、若槻千夏といったバラエティー界のエキスパートを中心にキャスティングしているが、LISAのような意外な人選も目立っている。

「今年4月に放送された第2回には、小柳ゆきさんが登場しています。LISAさんもそうですが、今後もミュージシャン周りの隠れたバラエティーの才能を発掘していきそうです」(同)

 ほかにも青山テルマがぶっちゃけキャラでブレイクするなど、ミュージシャンがバラエティー番組に進出するケースは少なくない。テレビ局関係者は言う。

「芸人やグラビア系のアイドルなどは、良くも悪くも“計算できる”タレントで、視聴者に安心感を与えるという意味では、彼女たちが役割通りの動きをしてくれるのは本当に重要なことです。その一方で、あまりテレビに出ないミュージシャンなどの動きは予測不能で、不発に終わってしまうこともありますが、ハマった時の爆発力はすごい。番組としてもテルマやLISAのような意外性があって爆発力が高いミュージシャンを見つけ出すことができれば、大きな話題になります。特にトーク番組のスタッフは、そういう逸材が隠れていないか、常に探しているのでは」

 こういった意外なミュージシャンが起用される背景には、坂上忍や梅沢富美男のブレイクも影響しているようだ。

「坂上が俳優をメインにやっていたときに、今のようなバラエティーや情報番組でのブレイクを予想した人はほとんどいなかったと思いますし、まさか梅沢がプライムタイムの番組のメインMCを務めるとは誰も思っていなかったでしょう。最近は、バラエティーのイメージがない芸能人が急激にブレイクすることも多く、制作サイドも意外なキャスティングにチャレンジするケースが増えています。視聴者も、いつもよく見るタレントでは飽きてしまうし、“なんだこの人!?”みたいな出演者を求めているんです」(同)

 今後も、意外な人物が続々とバラエティー番組に投入されることとなりそうだ。

最終更新:2018/08/10 06:00
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