市村正親・篠原涼子夫婦の不仲報道に疑問の声「もっと柔軟な人だと思う」
市村正親(69)と篠原涼子(44)夫妻に、親権をめぐる話し合いを進めているとの報道が出ている。しかしネット上ではこの報道に、「これは信憑性低いんじゃないの?」と疑問の声が上がっているようだ。24歳の年の差はあるが、2005年の結婚以来“おしどり夫婦”として知られる市村と篠原。しかし篠原の13年ぶりの舞台復帰がきっかけで2人の仲がうまくいっていないのではないか、というのである。
発端は7月26日に発売された「女性セブン」(小学館)で、篠原がママ友たちに深夜のバーで「私のしている仕事をわかってほしいの」「私のことをわかってほしいのよ~~!」と明かしていたという記事。この記事によって芸能関係者たちは、市村・篠原夫婦の仲が上手くいっていないと確信したそうだが……。
篠原涼子はこの夏、初主演舞台『アンナ・クリスティ』の公演で忙しかった。7月13日から29日まで東京・よみうり大手町ホールで、8月3日から5日まで大阪・梅田芸術劇場シアター・ドラマシティで上演した。
「女性セブン」の記事では、7月16日昼の東京公演を終えてからの篠原涼子の足取りを追っている。夕方、六本木ヒルズで洋服や化粧品などを買い込み、いったん帰宅して着替えてから西麻布の焼肉店へ移動して食事。夜11時半に焼肉店を出ると、バーに場所を移してママ友2人らしき女性と深夜2時までおしゃべりしていたという。この日、市村は大阪出張、息子たちも詳細は不明だが夏休みのキャンプか何かだったのか自宅にはいなかったそうだ。
同誌では「最近、篠原さんと市村さんのすれ違いは少し気になります」と芸能関係者が懸念する。そして、そのバトンを受けて、「日刊ゲンダイ」が「市村と篠原は水面下で弁護士を立てて、子供の親権などの話し合いに入る準備を始めたようだ」いうテレビ関係者の言葉を掲載。こちらは、市村が子育てに対し“非常に厳格”で、篠原に「君が仕事をするのは決して止めやしない。しかし、最優先するのはあくまで子育てであって、仕事が先に来ることは許せない!」とクギを刺していた、としている。篠原の稽古などで家族団らんの時間が無くなったことが、関係悪化の原因だと推測していた。
しかし、ネット上ではこの市村の発言に対して、「市村さんってもっと柔軟な人だと思う」「お互いに第一線で仕事してて、しかも仲も良さそうなのにこんな勝手なこと言う!?」「いい大人だし、自分の都合だけ押しつけるなんてしなさそう」と、疑問視する声も多い。本当に市村と篠原は、一方通行の要望を投げ合うような理解の浅い関係性なのだろうか。
市村は2017年に放送された『KinKi Kidsのブンブブーン』(フジテレビ系)で、妻である篠原によく叱られると笑いながら話していた。息子から舞台に関してダメ出しを受けることもあるそうだ。
一方の篠原も、今年7月放送の『ボクらの時代』(フジテレビ系)にて、市村の話をしている。いわく、家庭での市村はおしゃべりで明るいおじさん。13年ぶりの舞台出演に関して市村からアドバイスをもらおうとしたが、「自分のやり方でやって。俺は何も言わないから」と告げられたことも明かしている。篠原の仕事を信頼し、敬意を払っているからこその言葉なのではないだろうか。
さらに、昨年11月放送の『1周回って知らない話』(日本テレビ系)に出演した市村は、当時放送していた篠原の主演ドラマ『民衆の敵~世の中、おかしくないですか!?~』(フジテレビ系)を息子たちと3人で一緒に見ていると明かしてもいた。篠原の仕事をそこまで「わかっていない」とは思えないのである。
市村正親は今年で70歳になる。2014年には、胃がんによって胃の半分を摘出するという大手術を行っている。今も舞台を中心に現役バリバリで活躍する市村だが、年齢的には何があってもおかしくない。自分の妻と小学生の子どもたちの将来を考えれば、篠原に「仕事より子育てをしろ」などと言わないだろう。
その胃がん手術にしても、篠原の助言あってこそだった。体調不良で病院を受診し、魚料理が原因の食あたりで急性胃炎と診断されたが、篠原が「もっとよく調べてほしい」と担当医に申し入れ、病理検査の結果、早期の胃がんと判明したのだ。市村は当時を振り返り、篠原に「命の恩人」だと感謝を述べている。
もちろん夫婦関係が何らかの理由で破綻することはあり得る。しかし、たとえそうなったとしても、周囲がすぐ納得できるような単純明快な理由ではない、複雑な背景があるものではないだろうか。
(ボンゾ)
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