剛力彩芽との交際、球界参入宣言……乱高下する「ZOZO」運営会社の株価から見えてくるモノ
#ZOZOTOWN #前澤友作 #剛力彩芽
人気女優・剛力彩芽と交際中の「スタートトゥデイ」前澤友作氏に、芸能マスコミのみならず、兜町も注目している。同氏はファッション通販サイト「ZOZOTOWN」を立ち上げ、あっという間に時価総額1兆円企業を築き上げた。
元カノ・紗栄子との交際で芸能マスコミの間でもその名が知られるようになり、続く剛力で“大ブレーク”。10月1日付で社名を「ZOZO」に変更するというが、すっかりお茶の間にもその存在が定着しただろう。
そんな前澤氏は7月17日に突如、球界参入を宣言。これが市場で好感されたようで、翌18日の同社の株価は急上昇し、年初来高値の4,875円をつけた。
ところが、だ。同31日に発表された同社の2018年4~6月決算は、商品取扱高こそ前年同期比18.2%増の704億円、売上高23.8%増の265億円ながら、営業利益が同26.4%減の58億円、純利益は同24.7%減の41億円だった。
「ZOZOSUIT」出荷本格化後、初となる四半期決算だが、商品取扱高の増加や粗利益改善などのポジティブな要因に対して、荷造運賃の増加やZOZOSUITを含む広告宣伝費の増加、人件費などがかさんだようだ。
中でも、プライベートブランド(PB)事業では、広告宣伝費や人件費、生産コストなどの初期投資で約30億円の営業損失を計上。これにより翌8月1日の同社の株価は下落。前日終値4,485円から4,340円に下がり、その後も下降トレンドが続いている。兜町ウォッチャーの話。
「社長の前澤氏は4~6月期決算が悪いことを承知しているので、球界参入ツイートで1回株価をつり上げたのかもしれないね。そこで売った投資家は“してやったり”。また、今回の決算を見ると、広告宣伝費に金をかけすぎていることがわかる。広告宣伝費とは、つまり『ZOZO』の知名度を上げるための費用。その部分を節約するには、手っ取り早い話、前澤氏自身が広告塔の役割を果たせばいいわけ。剛力さんと交際し、良くも悪くも目立つ振る舞いを続けている背景には、そうした狙いがあるんじゃないかな?」
単なる熱愛報道も、見る人が見れば、新たな側面が浮かび上がってくるものだ。
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