『U.S.A』大人気のDA PUMP、ISSAのピーターパン出演でメディア露出できなかったことが逆によかった?
#DA PUMP
今年のNo.1ブレイク曲となりそうなDA PUMPの『U.S.A.』。YouTubeにアップされたミュージックビデオは約4,000万回再生され、配信チャートでも1位を獲得するなどの大人気ぶり。『NHK紅白歌合戦』出場も狙えるのではないかと囁かれている。しかし、その一方で「本当ならもっと売れていたはず」との声も。音楽業界関係者の弁だ。
「メインボーカルのISSAは、7月21日から8月1日までミュージカル『ピーターパン』に出演していました。さらにこの後、8月に入ってからも地方公演があります。基本的にスケジュールはミュージカル優先となっていたので、実はDA PUMPとしてのメディア出演などの活動が制限されているんですよ。もしも、『U.S.A.』の発売時期が『ピーターパン』とかぶっていなければ、DA PUMPのメディア露出は数倍だったはず。それこそ社会現象的なブレイクになっていたかもしれません」
しかし、その一方で、ISSAが『ピーターパン』でスケジュールを押さえられていたことが功を奏したとの意見もある。
「もしもDA PUMPがテレビに出まくっていたら、一瞬で消費されてしまいますよ。それこそ、ピコ太郎やブルゾンちえみのようなイロモノ的な一発屋扱いをされる可能性も高い。テレビタレントであれば、それでもいいのでしょうが、DA PUMPはあくまでもアーティストですからね。本人たちとしては、地に足を着けた活動を望んでいると思います」(音楽ライター)
そもそも『U.S.A.』のリリースにあたり、レコード会社のエイベックスも所属事務所のライジングプロダクションもそこまで強く宣伝する予定はなかったようだ。
「今回『U.S.A.』がブレイクしたのは完全に口コミの効果。SNS上で“ダサかっこいい”ということで話題になり、じわじわ売れてきているわけです。だからこそ、『人生が変わる1分間の深イイ話』(日本テレビ系)での密着が放送された後にまた配信チャートで1位に返り咲いたりもしている。瞬間的に大きく拡散されていたら、すぐに飽きられていたかもしれない。それなりに時間をかけて、いろんな層に届いているということは、むしろあまり宣伝できなかったことがプラスに働いているといえるでしょう」(同)
ヘタにゴリ押しをするよりも、勝手に話題になるのを待つくらいのほうがいいのかもしれない。
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