フジテレビ、人気急降下中の高橋一生を10月期ドラマで主演起用の見る目のなさ 「田中圭を主演にするべき」と嘆き
#ドラマ #フジテレビ #田中圭 #高橋一生
ここ数年、どん底状態から抜け出せないフジテレビだが、今年7月のドラマに関してはなかなか好調の様子。月9の『絶対零度 〜未然犯罪潜入捜査〜』は初回平均視聴率10.6%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)の2ケタスタートとなり、7月30日放送の第4話では11.7%で自己最高を記録した。木曜夜10時の『グッド・ドクター』も初回視聴率は11.5%、さらに7月26日放送の第3話で、こちらも自己最高となる11.6%を獲得している。
2ケタ超えで成功といわれる最近のテレビドラマ業界では、大健闘のフジ。しかし、火曜夜9時の『健康で文化的な最低限度の生活』(以下、ケンカツ)については、初回が7.6%、第2話が5.5%、第3話が5.8%と、低空飛行を続けている。
「主演の吉岡里帆には抜擢感はあるものの、『おっさんずラブ』(テレビ朝日系)でブレイクした田中圭や、1月期放送の『アンナチュラル』(TBS系)での演技でファンを増やした井浦新といった、旬の俳優が出演しているという意味では、話題性も高いはず。にもかかわらず視聴率が跳ねないのは、なんとも寂しい話ですね」(テレビ誌記者)
『ケンカツ』のキャスティングについて、フジテレビの“見る目のなさ”を指摘する関係者もいるようだ。
「旬な田中や井浦を使うなら、2人ともメインを張らせるべき。『ケンカツ』は完全に、役者の無駄遣いになっていますね。井浦はまだしも、田中の出番が少なすぎます。フジとしては、田中がここまでブレイクするとは思っていなかったんでしょう。見る目のなさが露呈しています」(ドラマ関係者)
そんな同局では、10月クールに高橋一生の主演ドラマがスタートするという。高橋にとって、民放ゴールデン・プライム帯連続ドラマでの主演は初めてのことだ。
「高橋がブレイクしたのは2016年から2017年にかけてです。その後、森川葵との熱愛発覚などもあり、むしろ人気は急降下しているところ。それなのに、このタイミングで高橋を主演に起用してしまうというのが、フジが低迷するゆえんなのでしょう。それこそ高橋ではなく、田中の主演ドラマを制作するべきですよ」(同)
今期こそ調子がいいフジのドラマだが、このままでは単なる“まぐれ当たり”で終わってしまう可能性も高そうだ。
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