増田貴久が劇中でちゃっかりステマ? 『ゼロ 一獲千金ゲーム』は“NEWSファンのためのドラマ”で終わるのか
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やはり、テンポが悪い。7月29日に放送された『ゼロ 一獲千金ゲーム』(日本テレビ系)の第3話は、前週と同じく「クォータージャンプ」だけで終わった。2週連続で「クォータージャンプ」。すなわち、2週続けて加藤シゲアキの顔のどアップだったということ。このドラマは徹頭徹尾、NEWSファンに向けた内容になっているようだ。
■NEWS・増田のセリフに潜んでいた新曲のプロモーション
あらためて、ゼロ(加藤シゲアキ)が挑戦した「クォータージャンプ」の内容を説明したい。ゼロは顔全体を覆うマスクをかぶった状態で、50メートル上空にある正方形の台に立っている。台から少し離れた向こう側には、4つのエリアが。そのうちの3方向にあるのは壁、すなわち「OUT」だ。残りの1方向にだけ「SAFE」エリアが設けられている。4方向の先には“声役”が立っており、彼らが発する「こっちが正解だ!」といった声を頼りにゼロは「SAFE」エリアを推測、ジャンプしなければならない。
この“声役”の1人に抜擢されたのは、ゼロの高校時代の同級生・山口カズヤ(増田貴久)だった。山口は「OUT」エリアに立っているが、「こっちがセーフだ!」とゼロを誘導する。つまり、山口はゼロを殺そうとしている。
山口はゼロに嫉妬していた。高校で出会って以来、勉強でもスポーツ(2人とも水泳部に所属)でも、ゼロに勝ったことがなかったから。
Hulu限定配信のスピンオフドラマで、山口の背景は細かに描かれた。IT企業で“天才エンジニア”ともてはやされた山口。この男が頑張ってきた根源には「ゼロに勝つ」というモチベーションがある。しかし、今度は米国からヘッドハンティングされてきた向井シオン(渡辺大)にコンペで敗北。向井は、あのいまいましいゼロを思い出させる。プライドを傷つけられ退社した山口は、実業家・在全無量(梅沢富美男)が主催するゲームに参加した。その目的は、ゼロへの復讐だ。
ついに、長年の復讐心を成就させるチャンスがやってきた。自分の誘導に乗り、ゼロは今まさにジャンプしようとしている。だが、その寸前に口を開いた。
「お前を信じてる! ……カズヤ、まっすぐかな? 靴の先だよ。きちんとそっち向いてるかな? 斜めに飛んでそっち側に届かないってなったら、シャレにならないからさ。だから、頼む。確認を」(ゼロ)
山口は壁の覗き穴からゼロの姿を確認した。靴の先は見えなかったが、膝は確かにこちら側を向いている。
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