小林麻耶が「海老蔵さんとは、家族です。何もありませんから!!」と完全否定した覚悟
フリーアナウンサーの小林麻耶(39)が、7月27日に、4歳年下の一般男性と結婚したことを明かした。妹の小林麻央(享年34)が闘病の末亡くなって一年。この一年、多くの週刊誌が、麻央の夫である市川海老蔵(40)の後妻候補の一人が麻耶であるとか、麻耶は海老蔵を好いているが市川家の後援会は難色を示しているとか、麻耶は甥っ子・姪っ子の母親代わりとして奮闘しているとか散々書きたててきた。それだけに、海老蔵ではない男性との結婚報告を寝耳に水と受け止めたメディアは多かったようだ。
小林麻耶はマスコミ関係者はおろか、ごく近しい人間にしか交際と結婚の意思を打ち明けていなかったようで、ワイドショーなどでは「情報が何もない」とコメンテーターが狼狽。週刊誌は情報集めに奔走、「女性自身」(光文社)は、<(夫となった男性が)いろんなことを1人で抱え込んでしまう麻耶さんに『もう頑張らなくていいんだよ』という言葉をかけたそうです。それを聞いて、麻耶さんは号泣>と馴れ初めを書いた。
すると麻耶はブログで<えっ!?>と驚いて見せ、<旦那様と笑ってしまいました! 笑いのプレゼントをありがとうございます!!!!! 嫌味ではなく笑笑、大爆笑しました!!!>と暗に否定。当然のことだが、プロポーズの現場など誰も見ていないだろうし、麻耶もその夫も「頑張らなくていいんだよって声をかけたら号泣してさ」なんて他人に話しはしないだろう。
これは微笑ましい記事として受け止められたのかもしれないが、「女性セブン」(小学館)が、夫を“海老蔵似”と書いたことについては、小林麻耶も怒りを表明した。8月1日に『週刊誌の皆様へ』との題でブログ記事を更新した麻耶は、<正直、真逆な雰囲気です>と全否定。そのうえで、きっぱりと週刊誌の憶測を否定した。
<今までは、ぐっと堪えてきましたが、
わたしには大切な旦那様と
旦那様のご家族がいます。
妹を偲ぶ会で
海老蔵さんとの変な記事を書かれないように
妹に頼んだのですが、
天国には届かなかったので、
自分で言うことにします。
海老蔵さんとは、家族です。
それ以上でも、それ以下でもありません。
何もありませんから!!!>
これまで好き放題に、海老蔵との色恋関係を書かれてきた彼女の反論。「女性セブン」では、<麻耶さんは結婚しないで子供たちや海老蔵さんに尽くしていくというスタンスに見え>たともあったが、それも含めて完全否定したことになる。
“妹を偲ぶ会”というのは、6月23日に東京都内で開いた会のことだ。芸能事務所セント・フォースの尽力で、小林麻央が生前親交のあった友人らを招き、偲ぶ会を執り行ったのである。その会でのスピーチで小林麻耶は、彼女が海老蔵の後妻を狙っているという報道に触れ、大勢の前で否定していた。<私と海老蔵さんが付き合っているとか、私が振られたということになっちゃってる。そういう報道が出ないように、麻央ちゃん見守っていてね>と述べたのである。
それでも、そして結婚報告をしても、「海老蔵にフラれたからだ」という報道が続く……。本人がどれだけ否定したところで、自称“知人”や“歌舞伎関係者”からの「~だそうですよ」という密告が週刊誌に相次ぐのだから、もう何を言っても無駄なのかもしれないが、こうした色恋報道がどれほど小林麻耶のプライドを傷つけてきたかは想像に難くない。
まして小林麻耶は妹・麻央のことを、これ以上ないほど深く愛してきたことで知られている。にもかかわらず、妹の家族を乗っ取ろうと画策しているかのような記事をいくつも書かれたことは、相当に屈辱的であっただろう。
たとえ根も葉もない噂話であっても、あたかも事実であるかのように「最低だな」「やっぱりね」といったコメントつきで、いつまでもweb上には彼女や海老蔵に関する週刊誌記事が残る。
小林麻耶がブログで<何もありませんから>と完全否定の文章を投稿した後、海老蔵もブログを更新し、麻耶のブログを引用したうえで<たしかに私とは正反対の感じの方ですよ。麻耶さん怒るのわかるよ>と綴った。何事にも動じない豪胆な性格のように見える海老蔵もまた、あらぬ邪推に傷ついてもきただろう。
曖昧に微笑んでスルーするのではなく、自らの言葉で報道に「NO」を突きつけた小林麻耶。それはマスメディアと持ちつ持たれつの関係を保つ必要性のある仕事をしている彼女にとって、勇気と覚悟のいる行動だっただろう。しかしそれでも我慢ならないほど、彼女や彼女の家族に対して失礼な報道だったことは間違いない。
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