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北朝鮮版「ペヤング」を作ってみた

ぬるま湯を入れて50分!? 北朝鮮版「ペヤング」を作ってみた!

「速成 モチモチうどん 牛肉味」

 南北融和や米朝首脳会談で世界に門戸を開く可能性が出てきた北朝鮮だが、厳しい国連制裁は継続中だ。そのため、「なんでも自国で作っちゃおう」という精神で独自の進化を遂げた商品が生まれつつある。つい最近、新発売された「モチモチうどん」も、そのひとつだ。

「速成 モチモチうどん 牛肉味」は、玉流食料加工作業所が製造。パッケージに住所はないが、市外局番は「02」なので、作業所は平壌にあるようだ。常温保存が可能だが、賞味期限はわずか2カ月と短い。

完成度の低い容器

 ペヤングのような長方形の容器に入っているが、容器の底あたりがすでに割れている。「北朝鮮のプラスチックは非常にもろい。長距離移動には適してない」(民間研究者)といい、まずはテープで補強する作業を強いられた。

 フタを開けると「チーズかまぼこ」のような見た目の、一直線の乾めんが等間隔で並んでいる。そのほか、中国のカップめんのようなスパイシーな香りがする薬味、調味料入りの油が小袋に入っている。全然ペヤングっぽくない。

つまみの乾き物みたいな中身

 パッケージの作り方を見ると「冷たい水を注いで5分たった後、水を捨ててください」とあり、いきなり独自路線を突っ走る。書いてある通りに水を入れて5分、テープで補強はしたが、隙間から水漏れする中、わずかに、めんがほぐれたように見える。

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