”中国のガッキー”に、本国でアンチ増殖中「そもそも似てねぇし!」
#中国
“中国のガッキー”として注目されているロン・モンロウ(龍夢柔)。中国のSNS上に自らの写真を投稿していたところ、今年に入って「新垣結衣に似てる!」と日本で話題を呼び、ついに6月にはエイベックスから歌手デビューを果たした。小栗旬のファンで、これまで日本を何度も訪れていたこともあって、日本での芸能活動を決意したようだ。すでに複数の雑誌でグラビアを飾ったり、テレビ番組にも出演するなど、活動は順調に進んでいる。
もともと彼女は2015年、中国中央テレビが企画した大型オーディション番組『来たれ!シンデレラ』でグランプリを獲得。ただ、当時は学業に専念するため、中国では芸能界入りしていなかった。
しかし一転、日本でデビューした彼女に、中国では疑問を持つ者が少なくないようだ。
彼女への反発として多いのが、「そもそもガッキーに似てない」というもの。中国でも『コード・ブルー』『リーガル・ハイ』(フジテレビ系)、『逃げるは恥だが役に立つ』(TBS系)など、新垣が出演した日本のドラマは人気があり、現地の新垣ファンからすると「調子に乗るな!」ということらしい。
ただ、それだけではないようだ。上海在住の30代女性・陳さん(仮名)は、ロンが気に食わない理由を挙げる。
「彼女のインスタグラムでは、少しでも批判的なコメントはすぐに削除されたり、ブロックされます。それに“ウソつき”なんです」
例えばロン自身のものと思われるSNSアカウント(友人のみ閲覧可)では、自分の顔写真のキャプションに「今日は新垣結衣とデート」と書いてみたり、いわば「他人のふんどしで相撲を取る」ようなこうした投稿が多数見受けられ、しらじらしさを感じるのだという。
ほかにも、「恋愛経験はない」と公言している一方で、彼氏らしき男性とギャル風のロンとみられる女性が写った写真が流出している。
日本デビュー直後の投稿も、大いに炎上した。すでに削除されているが、以下のような内容だった。
「6月20日、私にとって重要な日でした。昨日は上海摩登天空(会場名)で初めて歌った。(中略)私のことを好きではない、理解しない人が多いのもわかっています。でも、私を支持してくれる人もいます。私は努力して勉強して、彼・彼女らに歌い聴かせたい。今後も私は日本語や歌を学んでいって、エイベックスでの歌手活動を頑張ります」
歌い聞かせたい相手が「日本人限定」だということに、中国ネット民は嫌悪感を示したようだ。
7月に上海の大学を卒業し、拠点を日本に移したロン。普通の女子大生に突然訪れた“シンデレラストーリー”に、本人が浮かれるのも仕方ない気がするが、今後もバッシングにめげずに頑張ってほしいものだ。
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