トップページへ
日刊サイゾー|エンタメ・お笑い・ドラマ・社会の最新ニュース
  • facebook
  • x
  • feed
日刊サイゾー トップ > 連載・コラム > 週刊誌スクープ大賞  > 小室さん留学は結婚への既定路線?
週刊誌スクープ大賞

眞子さまも了解済み? 小室圭さんのアメリカ留学は結婚への“既定路線”だったのか

 ところで、製薬会社と医者のなれ合いは昔からよく知られていた。最近では、製薬会社ノバルティスファーマが、試験薬ディオバンに有利になるよう、複数の大学に巨額の奨学金の寄付を行い、また、医者たちに高額な原稿料などを支払っていたことが暴露された。

 ポストによれば、医療情報の公開を進めるNPO法人・医療ガバナンス研究所とジャーナリズムNGO・ワセダクロニクルが共同で、「製薬会社71社から謝礼をもらった医師とその金額」についての情報を集約したという。

 大変な仕事だったと思うが、それをこうして週刊誌に明らかにするのは、ジャーナリズムとしての使命感からであろう。

 調査の対象は、日本専門医機構が基本領域と定める18領域の学会のうち、16年1月から18年4月まで理事(監査を含む)を務めた405人。

 彼らが2016年度に製薬会社から受け取った謝礼である。

 そのうち10人は、1000万円を超える。1位は田中良哉産業医科大学医学部第1内科学講座教授で1917万9469円である。

 2位が持田智埼玉医科大学病院消化器内科・肝臓内科診療部長・教授で1673万7196円。

 3位は竹内勤慶應大学病院リウマチ・膠原病内科教授で1567万2562円。

 これだけの大金を何もなくて製薬会社が払うわけはない。こうした情報はオープンにして、顔写真まで入れてネットに公開したらいい。

 製薬会社の意のままに動くと思われる先生たちを知っておくのも、患者としては絶対必要な情報である。

 今週の第1位。総裁選に出るといい続けている野田聖子総務相(57)だが、こちらも一国のリーダーとしての資質を疑わせるスキャンダルが朝日新聞に報じられ、総裁選どころではない事態に追い込まれている。

 7月19日の朝日の朝刊で、「野田の事務所が、金融庁から事業の違法性を指摘されていた会社の関係者を同席させ、金融庁の担当者に説明させていた」というのである。

 文春によれば、1月30日午後2時に、野田の秘書と金融庁監督局の課長補佐3人、仮想通貨スピンドルを発行して事業資金を集めるIOCと呼ばれるビジネスを手掛けているブラックスターの関係者が集まった。

 そもそも金融庁は、IOCには価格下落と詐欺のリスクがあると警鐘を鳴らしているのだ。またこの会社は、しなければいけない仮想通貨事業者の登録を行わずに、昨年10月頃から上場前の販売(プレセール)を行っていた。

 当時社長であった宇田修一は、別の投資会社のトップだった16年に、金融庁から行政処分を受けており、関東財務局から「宇田代表に法令等遵守意識及び投資者保護意識は皆無である」という指摘をされていた人物でもある。

 しかも、1月12日に金融庁は、ブラックスターに資金決済法違反の疑いありと指摘し、「回答がない場合、捜査当局への情報提供や必要な措置を取る」と警告していたのである。

 そんないかがわしい会社と、監督官庁の役人がなぜ会ったのか。野田が動いたのである。

 さらに、野田は致命的なミスを犯す。野田は女性記者との5月22日のオフレコ懇談会でこういってしまった。

「朝日から一月三十日と日付まで指定され、情報公開請求をされた」

 朝日の開示請求を開示決定前に知っていたというのだ。野田は情報公開法を所管する総務省のトップだから、これだけでも大問題である。

 野田は、安倍首相のモリカケ問題を「昔ならそれで一発アウトで退陣しなきゃいけない問題だよね」と批判してきた。

 その野田がなぜこのようなことをしてしまったのか。文春も新潮も、その裏には「元反社夫」と、GACKT(45)という芸能人がいると報じている。

 野田は自民党の鶴保庸介参院議員との結婚を解消した後、07年に大阪の焼き肉店のオーナーだった文信氏(51)と出会った。一目ぼれした野田が遠距離恋愛を続け、11年に長男を出産したのを機に結婚する。文信氏が野田姓になり、多忙な野田を支える「主夫」になったのである。

 だが、昨年9月、文春が「文信氏は指定暴力団・会津小鉄会傘下の昌山組に所属していたことがあり、前科二犯」と報じたのである。

 文信氏とスピンドルの広告塔GACKTと、先の宇田氏が組み、「昨年10月からのプレセールを経て、宇田氏が資金集め、文信氏が行政面の対応、GACKTが広告塔という役割を担う」(文春)ようになったそうだ。

 宇田が狙っていた日本の取引所からは上場を却下され、5月19日に、マネーロンダリングの温床になった所など海外5カ所の取引所に上場したという。

 金融庁呼び出し後もブラックスターはカネを集め続け、約120億円にもなったそうである。

 だが案の定、スピンドルの価値は数十分の一に暴落した。購入した1人は「今年1月にGACKTコインを4000万円購入したが、現在は数百万円に下落。出来高が少なすぎて手放せないし、事務局は取り合ってくれない」と憤る。

 しかもスピンドル関係者は、取引記録を確認したところ「宇田氏やGACKTらは5月19日の上場直後に手持ちのコイン約七千万円を売り抜けていた。宇田氏は日本を離れ、ロシアに潜伏中だそうです」。

 金融庁の幹部も、「スピンドルについてはA4用紙数枚程度に“GACKTが関与”“文信氏が実質的な運営者”という趣旨が記されている」と、文信氏の動向を注視しているという。

 その他にも通信ベンチャーを、野田の名前をちらつかせて恫喝したなど、文信氏の悪い噂には事欠かないそうだ。

 だが野田は、惚れた弱味か、いつも最後には夫を許してしまうそうである。今回も、朝日の記者の「金融庁の問題で文信氏が関わっているのか」という質問に、「ございません!」と目を剥いて答えたという。

 亭主のやっていることに口を出せない女房に、国政を任せるわけにはいかない。それでいえば、妻・昭恵のやっていることに口を出せない安倍首相も、一国のトップとしての資質に欠けることも間違いないのだが。

【巻末付録】

 まずはポストから。「新『美淑女AV』/『美熟女AV』熟れ熟れ黄金時代」「西村知美、ハワイの風に吹かれて-デビュー10周年記念写真集から厳選」「業界騒然人気ヘアメイク・尾崎ヒカルさん『私も撮られたくなっちゃって』」「桐谷まつり、真夏の『濡れ透け祭り』-Hカップ神ボディの秋田美人」。この中では美熟女AVの、総合病院に勤務するという35歳の人妻看護婦・蓮美柚香がいい。このAVを手に入れたいね。

 現代は「華村あすか、本誌初登場!-山形生まれの『純情ボディ』」「『ポスト壇蜜』のWヒロインが初ヌード解禁! ◆行平あい佳、杉山未央」。袋とじが「行平あい佳 背徳のSMヌード衝撃シーン」。やはり男の劣情を刺激するのはSMに限るようだ。こんなことをいうと、女性差別だといわれるか。今週は現代のほうに軍配だ!
(文=元木昌彦)

最終更新:2018/08/28 17:17
12345
ページ上部へ戻る

配給映画