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日刊サイゾー トップ > エンタメ  > 『黄昏流星群』早くも爆死フラグが……

『黄昏流星群』中山美穂&黒木瞳が濃厚な濡れ場披露とのウワサも、「すでに爆死決定」と言われるワケ

『黄昏流星群』公式ホームページより

 4月期、フジテレビのドラマ関係者に緊張感が走った。

 21時、22時台の3本のドラマが、全話を通じて一度も視聴率二ケタをマークすることがなく終了したからである。

「1月期は、全ドラマの平均視聴率が6.4%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)と大爆死。4月期は長澤まさみの『コンフィデンスマンJP』や、ディーン・フジオカの『モンテ・クリスト伯』など、それなりに話題性もあり、評価も決して低くなく、タイムシフト視聴率(録画再生率)は決して悪くはなかったものの、一話も10%に届かないのでは、スポンサーへの言い訳にならない。現場は危機感に包まれました」(ドラマ関係者)

 7月期は『絶対零度』『グッド・ドクター』の初回が、それぞれ二ケタをマーク。現場も、一瞬、安堵感に包まれたというが、大ヒットにはまだ程遠く、復活への道が険しいことには変わりない。

 そんなフジが10月期の木曜22時に、弘兼憲史の同名コミック原作の『黄昏流星群』をスタートさせる。中年、熟年男女の最後の恋を描いたストーリーで、主人公・佐々木蔵之介の妻を中山美穂、佐々木が旅先で出会って恋に落ちる運命の女性を黒木瞳が演じることが発表されている。

 簡単にいうと不倫ストーリーで、その裏に、2014年に上戸彩主演で大ヒットした『昼顔〜平日午後3時の恋人たち〜』の二匹目のドジョウを――という狙いがあることが見え見えだ。

「『昼顔』は、当時の亀山千広社長が『現代の金妻(『金曜日の妻たちへ』TBS系)を作れ!』と号令をかけて、急遽、企画を変えて制作され、成功を収めました。昨年、宮内正喜社長に代わり、『とんねるずのみなさんのおかげでした』や『めちゃ×2イケてるッ!』などの長寿番組を次々に終了させ、”亀山社長とは違うんだ”というアピールにも見える大ナタを振るいましたが、いずれも後継番組は不振で、立て直しが図れていません。ドラマも、亀山時代より悪くなっているのが実情です。そんな中、亀山時代の数少ない成功例を踏襲しての不倫ドラマというのは、もはやなりふり構っていられないという余裕のなさの表れでしょう」(同)

 だが、これが『昼顔』のようなヒットになるかは、怪しいところ。

「『昼顔』は好感度の高い上戸と、“男壇蜜”とも呼ばれた斎藤工のブレークがあってのヒットでしたが、今回は主演が佐々木で、女性ファンをどれだけ引き込めるか怪しいところ。また、佐々木の妻役の中山が、娘の婚約者とデキてしまうという、原作にないオリジナルストーリーも現実離れしすぎていて、まるで醜悪な昼ドラのようですから、どこまで視聴者の共感を得られるか。オヤジ系週刊誌では、2人の熟女の濃厚な濡れ場が見どころと煽り立てていますが、黒木は57歳、中山は48歳という現実を考えると、あまり多くは期待できそうもありません」(テレビ雑誌ドラマ担当)

 果たして、『昼顔』の二匹目のドジョウとなるか――。

最終更新:2018/08/01 10:55
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