『高嶺の花』石原さとみのキスシーンに「美しい!」と歓喜の声も、視聴率は急落……クセの強い“あの人”の顔が原因か
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石原さとみ主演ドラマ『高嶺の花』(日本テレビ系)の第3話が7月25日に放送され、平均視聴率は8.2%(ビデオリサーチ調べ、関東地区。以下同)を記録。前回から1.4ポイント減しました。
初回平均視聴率11.1%の好調スタートが、まるでウソだったかのように急減していく一方の同ドラマですが、今回は見せ場がありそこに賞賛の声が殺到!
ではでは、あらすじから振り返っていきましょう!
(これまでのレビューはこちらから)
■傷付いた心を舐めあうももと直人……
いつまでたっても婚約破棄の傷を癒やせずにいるもも(石原)。そんな彼女を見て、直人(峯田和伸)は励まそうとするが、逆に怒らせてしまう。そんな中、ももは、龍一(千葉雄大)がセッティングした雑誌取材を受ける。龍一は撮影現場でももと連絡先を交換し、近づくことに成功する。
一方、ももの周りでは不穏な雰囲気が。元婚約者の吉池拓真(三浦貴大)が現れ、吉池の妻が月島流関係者だと判明。ももは父・市松(小日向文世)を問い詰めると、ももが結婚し月島家を出て行こうと考えていることを知って、吉池に他の女をあてがい、婚約を破談と追い込んだと白状する。それを知ったももは動揺し、再び心に傷を負ってしまう。
ある日、ももと直人は植物園へ行った。そこで、直人は泣きながらトラウマになっている自分の父親のことを告白。その姿を見たももは優しくキスをするのだった、と言うのが3話の内容でした。
■要素を詰め込みすぎて頭の中が大混乱!!
3話通して同ドラマは、いろいろと詰め込みすぎてどれも中途半端になってるとの印象を受けました。登場人物が他のドラマに比べ多く、その上、話がコロコロ変わり、一体に何がメインの話なのかわかりづらいんです。ももの破談の話や龍一が月島家を狙っている話、引きこもり男子の話、ももと直人の恋模様、そして、今回はそこに直人の心に負ったトラウマの話が加わり、要素が多すぎて、重要な部分が頭に入ってこない。さらにセリフは説教じみていて見ているこっちが疲れてくる。1話につき正味50分ぐらいの放送なんですが、1時間半の放送に感じる。はっきり言って“拷問”です。
ネットでも、これを指摘する声がわんさか上がっており、「いっぱい詰め込みすぎて古臭い」「手当たり次第、人気でそうな話を盛り込んだ感じ。反響小さかった話をそぎ落としていくつもりなの!?」「話がコロコロ変わりすぎてついていけない」という意見が聞こえていました。
また、美女とさえない男の恋愛ドラマという触れ込みだったため、視聴者の中には『101回目のプロポーズ』や『やまとなでしこ』(ともにフジテレビ系)みたいな内容を期待していた人も多かったよう。しかし、ももと直人が一緒にいるだけのシーンを延々とやっているため、「石原が峯田に惹かれていく過程がよくわからない」と困惑しているといった様子。
いっそのこと、次回からももと直人の恋模様に的を絞って、「ライバル出現」「家柄問題」という話を1話ごとに絡めて行くというほうが、見やすい上に頭に残りやすいような……。こっちの方が視聴者にウケるのではないかと思ってしまいました。
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